1. はじめに 本稿は、私のプロジェクト(ベテラン1人、開発経験が半年未満の若手2名)で4ヶ月前から実施している「アウトプット勉強会」の実施方法を紹介します(投稿日は2019/7/2です)。 私は過去に新人8人くらいの育成に携わりましたが、この勉強会を実施してから、若手が驚くほど成長しました。なぜ今までこれをやらなかったのかと後悔しています。 この「アウトプット勉強会」の形式は、「書籍編」と「設計・実装編」の2種類があります。本稿では「書籍編」の方法を説明します。「設計・実装編」については、以下の記事を参照ください。 毎朝15分の勉強会で若手の設計力がメキメキアップした話 2. 前提 一般的に、書籍は一人で黙読するよりも、何かしらのアウトプットを伴った方が学習の質・効率が高いと言われています。例えば、書籍でインプットした情報を、自分の言葉に変換して人に説明した方が、一人で黙読するよりも学習