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コーヒー沼
sukusuku.tokyo-np.co.jp
拒食や過食などを繰り返す「摂食障害」は若い女性に多い疾患です。背景には極端に「やせていることは良いこと」とする風潮もあるとされ、中学生や高校生の子を持つ親の中には心配な方も多いのではないでしょうか。今、悩んでいる家庭に届けたい―。当事者である記者が、問題の深刻さや回復に必要だと感じていることを綴りました。 私も当事者-繰り返した過食と嘔吐 元マラソン世界選手権代表の女性が昨年12月、菓子などの万引を繰り返したとして窃盗罪に問われ、執行猶予付きの判決を受けた。厳しい体重制限に伴う摂食障害が背景にあったと知り、胸が締め付けられる思いがした。私自身も当事者で、思春期の発症から治療を始めた30歳までの13年間、過食と嘔吐(おうと)を繰り返してきたからだ。 摂食障害は拒食や過食など、食行動を中心に問題が起きる精神疾患だ。重症化すると死に至ることもあり、自殺を含めた死亡率は他の精神疾患に比べて高い。
橋本聖子 2000年に私が初めて妊娠した時は「国会議員が妊娠するのか!」って驚かれた。参議院では議員の妊娠、出産は初めて、その50年前に衆院議員でいたと。半世紀ぶりだったんです。それで、欠席届を出そうとしたら、理由を書くところに「出産」はなくて。「外遊」とか「事故」とか「病気」とかはあるのに。結局、「その他(突発的な事故)」っていう理由になりました。 蓮舫 失礼な話です。 野田 私も、結婚も出産もダメだと思ってた。支援者や周辺から「男の仕事なんだから、女を捨てろ」と。バカみたいに信じて、40歳までやってきちゃった。 橋本 出産後、野田さんにも相談して「国会に保育所を」という議連をつくったんですよ。2010年にようやく、衆院会館に東京都認証保育所ができました。 蓮舫 女性のトイレ環境も良くない。今は本会議場の横は、男性トイレのスペースを半分女性用にしている。衆議院にいたっては上がオープンとい
「小学生の息子の食事はいつも『ばっかり食べ』。食べ残しやマナー違反が心配です。今のうちにやめさせるべきでしょうか?」という保護者からの質問が届きました。食べ方について取材しました。 【関連記事】子どもの食べ残しを減らすには?「給食日本一」のカリスマ栄養士に聞きました 1970年代に一部地域で推奨 40代記者も習慣に 最初におかず、次に汁物という具合に1品ずつ順に食べ切るのが「ばっかり食べ」。一方、おかず、ごはん、汁物、牛乳などの飲み物を一口ずつ行ったり来たりするのが「三角食べ」と呼ばれます。 三角食べは1970年代ごろから一部地域の学校で推奨されたといわれます。給食行政に詳しい専門家は「『完食させたい』という学校現場のニーズから出た指導では」と推測します。ちなみに東海地方出身の記者(40代)は小学校で三角食べを指導され、今もその習慣が抜けません。 文部科学省が2007年に発行した「食に関す
性暴力被害を取材し続けているフリーライターの小川たまかさんが自著『「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を。』について語ります。 取材を始めて気づいた「私も性暴力の被害者だ」 カウンセラーに「小学生の頃に電車で痴漢に遭った」と話したとき、「痴漢ぐらい大したことじゃないでしょう」と言われたことがある。彼はそれが、キュロットと下着をまくりあげて素肌を触られ、その後に性器を押し付けられる行為だとは想像しなかったのだと思う。確かに、下着の中に手を入れる行為は迷惑防止条例違反の痴漢ではなく、正確には「強制わいせつ」が正しい。けれど私にとって、「強制わいせつ」という言葉は、まだそのときは遠かった。 数年前に、ある女性向けニュースサイトが「性暴力に遭ったことはありますか」というアンケートを採ったとき、コメント欄にはこんな声があふれた。 「痴漢は性暴力に入りますか?」「痴漢ぐらいならあるけれど
「ランドセルが重すぎる」という子どもたちと保護者の切実な声を受け、文部科学省が、学校に教科書などの勉強道具を置いていく「置き勉」を事実上認める通知を出した。国が通知を出す事態にまでなった「重すぎるランドセル」問題とは―。 教科書、ノート、ドリル…調査では11キロ超えも 「(小学)3年生になって、社会や理科も始まり、また重くなった」。東京都中野区の女子児童(8つ)を訪ね、ランドセルの中身を見せてもらった。教科書やノート、ドリルなど計17冊と筆箱などで中はぎっちり。重さを量らせてもらうと4.9キロあった。 これとは別に、図書室で借りた本や、水筒などが入ったサブバッグを持って登校することも。母親(46)は「小柄なので1年生の時からつらそうだった。宿題に使うもの以外は、学校に置いてきてもいいのかなと思います」と話す。 子どもに関する消費ビジネスに詳しい大正大人間学部人間環境学科教授の白土健さんは昨
「ペアレント・トレーニング」という言葉を聞いたことはありますか? 発達障害児の親向けに採り入れられることが多い手法で、子育てのさまざまな場面で有効です。実施経験が豊富な、心身障害児総合医療療育センター(東京都板橋区)の小児科医・長瀬美香さん(50)と臨床心理士・三間(みま)直子さん(47)に、声掛けや振る舞い方のヒントをいただきます。初回は、長瀬さんに「小2の息子に怒ってばかりで疲れる」という悩みへの対応を聞きました。 悩み「小学2年生の息子に怒ってばかりで疲れます」 朝は「遅刻するよ!」、夜は「宿題と明日の準備、早く終わらせなさーい!」。なかなか自分から動こうとしない小学2年生の息子。怒ってばかりで疲れます。 解決のヒント「子どもの行動を3つに分けてみましょう」 <小児科医・長瀬美香さんから> 毎日同じことを繰り返し注意するのは、うんざりしてしまいますね。怒ることで、子のやる気をそぎ、場
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