感染症法上の位置づけ変更後の療養に関するQ&A① 1 Q1:新型コロナウイルス感染症は、他の人にうつすリスクはどれくらいありますか? 新型コロナウイルス感染症では、鼻やのどからのウイルスの排出期間の長さに個人差が ありますが、発症2日前から発症後7~10日間は感染性のウイルスを排出しているとい われています(参考1) 。 発症後3日間は、感染性のウイルスの平均的な排出量が非常に多く、5日間経過後は大 きく減少することから、特に発症後5日間が他人に感染させるリスクが高いことに注意し てください(参考2)。 また、排出されるウイルス量は発熱やせきなどの症状が軽快するとともに減少しますが、 症状軽快後も一定期間ウイルスを排出するといわれています。 参考1 国立感染症研究所のデータによれば、感染力のあるウイルスを排出する患者の割合は、症状が続いている患者も 含め、発症日を0日目として8日目(7日間