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世界禁煙デー
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第11回 GDP比250%の政府債務を2度も返した英国 米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが先月22日、英国債の格付けを最上級の「Aaa」から「Aa1」に1段階引き下げた。英国経済の低迷が長引き、財政再建の難航が予想されるのがその理由だ。 米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)と欧米系フィッチ・レーティングスが英国債を格下げの恐れがある「ネガティブ(弱含み)」としていたが、格下げに踏み切ったのはムーディーズが初めて。米国やフランスは既に「最上級」を失っており、先進国(G7)で3大格付け会社の「最上級」を保ち続けているのは、ドイツとカナダだけになった。 政府債務残高が国内総生産(GDP)比で230%に達している日本は1998年に「最上級」から転落しており、以降、上から4番目か5番目の格付けを行き来している。しかし、長期国債金利は日本が最も低く、米国やフランスの場合も「最上
雑草に覆われた道路で、まるで瀕死の病人の心臓のように、 信号機だけが点滅を続けている。 音のない無人の街を、目に見えぬ放射線が異常な数値で 覆っている。原発から20km圏内の警戒区域。 あの日、避難令は人間にだけ出され、動物は避難できなかった。 置き去りにされた動物たちは、その後どうなったのだろうか。 (Text : Miwa ARAI) 彼らは、そのままだった。つながれたまま餓え、渇き、悲鳴をあげながら死んでいった。その叫びのほとんどは人間には届かないままに。原子力という、自らがつくりだしたものから、私たちは逃げた。あらゆるほかの命を放り出して。しかし、2年が経つ今日もそこには、人間の帰りを信じて待っている命がある。 そしてその命を救おうと戻った人間も、いる。 彼らは確かにここにいた ~ 太田康介さんの場合 ~ 「あ、これはいかん」。それは無人の街を、首輪を付けた犬たちがうつろに放浪して
31 Jan 2024 HSBCに100億円超の制裁金―英規制当局 30 Jan 2024 チャールズ国王が退院、療養へ―キャサリン妃も 29 Jan 2024 ハマス奇襲の関与疑惑で英など資金停止の動き拡大―国連機関、活動に支障の恐れ 29 Jan 2024 トヨタの英エバンス、開幕戦3位―世界ラリー選手権 29 Jan 2024 ブラジルの鉱山ダム決壊、1.4兆円支払い命令―同国ヴァーレや豪英BHPなど 28 Jan 2024 チャールズ国王、前立腺治療で入院―キャサリン妃と同じ病院 27 Jan 2024 クロップ監督退任へ―今季限り、遠藤所属のリヴァプール 26 Jan 2024 「紅茶に塩」で外交問題―米教授主張に英反発
1月10日(木)に開業150周年を迎えるロンドン地下鉄。遅延やストライキ、週末の補修工事に値上げなど様々な問題を抱えながらも、ロンドン市民たちを運ぶ公共交通機関として長い歴史を築いてきたロンドン地下鉄にクローズアップしてみた。 取材・文/長野 雅俊 人込みと臭いにまみれた都市、ロンドン ここは産業革命を経て、「世界の工場」として君臨する大英帝国の首都、ロンドン。1851年の時点で230万人余りの人口を抱え、街は既に飽和状態にあった。 混雑した道路を、せわしなく行き交う馬車が残していく大量の馬糞と、それに飛び交うハエ。飲料水、下水の区別なく使われていたテムズ河を渡る蒸気船は河水の汚染を一層すすめ、あまりの臭いに橋を渡る人々はハンカチで鼻を被うほど。また、乱立する家屋やオフィスは新たな鉄道の建設を阻み、郊外からの交通費さえ払えない労働者達の生活環境は、都心部にスラムを生んだ。これらの都市問題を
中学生のころ、群馬のレコード・ショップでUKロックの 妖しい臭いを嗅いだ瞬間からずっと、 彼の視線はロンドンに向けられていた――。 インタビュー中に披露したエピソードの端々から 零れ落ちるように出てくる 英国人アーティストの名前や曲名。 英国での滞在経験が決して少なくないことを窺わせる、 英文化についての豊富な話題と落ち着いた語り口。 そして、歴史的な建造物と緑に彩られた ロンドンの風景に溶け込んでしまう独特の佇まい。 この人は、来るべきしてこの街に来たのだろう。 50歳を迎えた今年に英国で新たな挑戦を開始した ギタリストの布袋寅泰氏に、ロンドン市内のホテルで話を聞いた。 The interview was taken at Pearl Restaurant and Bar, Chancery Court Hotel, London. 布袋寅泰(ほてい・ともやす) 1962年2月1日生まれ
日本ではひょうきん者で通っていたのに、渡英した途端に「口数の少ない真面目な日本人」になってしまった人はいませんか。英語が流暢に話せないばかりに、ユーモアのある会話を英国人と交わすことができないと悩んでいませんか。これまで製作したコメディー映画のDVDコレクション発売に合わせて訪英した三木聡監督と、同監督の作品に多数出演している女優のふせえりさんに、片言の英語で英国人と楽しい会話を交わす方法を一緒に考えてもらいました。 取材協力:Third Window Films, HYPER JAPAN 三木 聡(みきさとし)監督 放送作家、映画監督。1961年8月9日生まれ、神奈川県出身。慶應義塾大学文学部卒業。構成作家として「ダウンタウンのごっつええ感じ」「笑う犬の生活」「トリビアの泉」などのテレビ番組制作に関わる。映画監督としては「亀は意外と速く泳ぐ」「図鑑に載ってない虫」「転々」「インスタント沼
赤いヒナゲシの花が象徴「リメンバランス・サンデー」とは? 英国では、毎年10月頃から、道行く人の上着やテレビ番組に登場するアナウンサーの背広の襟部分に、赤い花の飾りを見掛けるようになる。一般的には「ポピー」と呼ばれるこの花と、毎年11月に開催される、戦死者を追悼する日「リメンバランス・サンデー」の関わりに注目した。 (小林恭子) ヒナゲシと戦死者追悼の関係 Q&A Q 欧州で、赤いヒナゲシ(scarlet corn poppy)が戦死者追悼の象徴になった背景とは? A ヒナゲシは欧州原産のケシ科の1年草で、過酷な自然環境の中でも成長して花を咲かせる。19世紀にナポレオン戦争で荒廃した欧州各国の戦場では、戦死者の遺体の周囲に赤いヒナゲシが生え、荒れた土地がヒナゲシの野原に変貌したと言われている。 1914年に第一次大戦が勃発し、フランス北部やフランダース地方(旧フランドル伯領を中心とする、オ
毎日の出来事を伝える新聞。それだけに、英国での生活を極めたければまずは現地で発行されている各紙に親しむことから始めたい。一見控えめに見える英国文化とは裏腹に、英国の新聞はいつも熱く何かを主張しながら、遊び心を忘れず楽しく充実した紙面作りに励んでいる。今回は、これからの英国生活を充実させるために必須の英国各紙に関する基礎知識を総ざらい。これを読んで新聞ともっと仲良くなろう。 英国の知性の塊 ブロードシート 政治・経済・社会問題をそれぞれ独自の視点で取り上げ世論に問う役目を負うのが、「ブロードシート」と呼ばれる一般紙。インターネットの登場などで競争が激化していくなか、各紙とも様々な工夫を凝らして英国の知性を守ろうと必死になっている。ここでは熱く盛り上がる新聞業界の構図を見てみよう。 「英国人の良心」を守る防人 -「ガーディアン」紙 The Guardian 発行部数: 38万部 1821年にマ
らゆる場を盛り上げ、会話の潤滑油となるユーモア。ところが、「ブリティッシュ・ユーモア」と呼ばれる笑いの感覚は日本のそれとは違うらしく、私たち日本人は「?」と戸惑ってしまうこともしばしば。これではいけないということで、今回は英国で活躍するお笑い芸人のネタを参考にしながら、ブリティッシュ・ユーモアの要素を正しく楽しく分析しようと試んでみました。一流のスタンダップ・コメディアンたちを日本の有名タレントたちの芸風に例えて紹介しながら、英国における笑いの真髄に迫ります。(本誌編集部: 長野 雅俊) ブリティッシュ・ユーモアが分かりにくい理由 仲間と話したりテレビを見ていたりする際、英国人は大爆笑しているのに、自分だけ全く意味が分からず1人取り残されたような思いを経験したことがある日本人は多いのではなかろうか。考えられる理由は主に2つ。英国の笑いはジョークやダジャレなど言葉を題材にしたネタが多く、コメ
「教授」という愛称が連想させる、あらゆる音楽についての膨大な知識。コンサートの世界同時中継を実現させた、インターネットの動画配信技術への飽くなき探究心。原発問題への取り組みを始めとする、高い社会意識。そうした一連の、音楽家としての範疇に収まり切らない広範な活動を展開しながらも、音楽という原点は決して見失わない。その座標軸は、どのように構成されているのか。11月1日に行われる世界ツアーのロンドン公演を前にして、坂本龍一氏に話を聞いた。 さかもと りゅういち 1952年1月17日生まれ。東京藝術大学音楽学部作曲科卒、同大学院音響研究科修士課程修了。78年結成の音楽グループ「イエロー・マジック・オーケストラ」のメンバーとして、一世を風靡する。87年公開の映画「ラストエンペラー」で、日本人初のアカデミー賞オリジナル作曲賞を受賞。92年開催のバルセロナ五輪にて開会式の音楽を担当。2010年には、動画
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英国最古の大学、オックスフォード大学とケンブリッジ大学。学生たちは、英国の未来を担う若きエリートとしての教育を、在学中に徹底的に学んでいく。オックスブリッジと並び称される両校では、当然のごとく学生たちも学業、スポーツ、その他ありとあらゆる分野でライバルとして火花を散らしている。今回はそんな両大学の共通点と相違点を徹底解剖してみよう。(本誌編集部: 村上祥子) 創立:1117年 総長/学長:クリストファー・パッテン卿 所在地:オックスフォードシャー、 オックスフォード スクール・カラー:ダーク・ブルー 設立は11世紀後半。はっきりとした年代はわかっていないが、1096年には講義が行われていたという記録が残っている。大学の公式史によると創立は1117年。英語圏では最古の大学である。同じ地域内でまったく異なる自治形態を持っていた住民(タウン)と大学側(ガウン)はたびたび衝突し、「タウン対ガウン」
ビートルズ、ミニスカート、ツィギー、ジェームズ・ボンド、マリー・クワント、ヴィダル・サスーン、カーナビー・ストリート……。60年代後半のロンドンは光り輝いていた。「スウィンギング・ロンドン」と呼ばれたあの時代は何だったのか。アート、ファッション、ロック、そしてそれらのスピリットは、一体何だったのか。60年代のリバイバルが騒がれる今だからこそ、あの時代の遺産と魅力の核心を探ってみよう。 三上義一(http://homepage3.nifty.com/ymikami) 「ヒッピー」という言葉を覚えているだろうか。若い読者のなかには知らない人もいるかもしれないが、現在40~50代の方なら、ヒッピーという言葉に懐かしいレトロな響きを覚えるはずだ。 60年代後半──日本で「ノ―ブラ」や「未婚の母」が流行っていたその頃、ヒッピーと呼ばれる人々は社会から「ドロップアウト」し、バックパックを背負って自分探
自閉性障害や知的障害を負う者が、数学や芸術などの分野で常人では考えられないような驚異的な才能を発揮する場合がある。サヴァン症候群と呼ばれるこの特異な能力を持って生まれた英国人男性による自伝「僕には数字が風景に見える」が今年6月に日本で出版されて以来、この不思議な現象に改めて注目が集まっているという。ハリウッド映画「レインマン」の主人公を彷彿とさせる著者は、イングランド南東部ケント州に住むダニエル・タメット氏。「英国のレインマン」と呼ばれる同氏が、電話インタビューに答えてくれた。 (本誌編集部: 長野雅俊) 「数字は僕の友達です」 2桁の数字の2乗、例えば「37×37は?」と聞かれて、即答できる人はそう多くいないだろう。いわゆる「並み」の人間であれば、頭の中で、もしくは不器用に指折りながら繰り上がる数字の扱いに格闘するか、もしくは端から自分の能力をわきまえて電卓の力を借りるしかない。 「英国
1月22日、東京のホテル・ニューオータニ。日本の演劇界では権威ある賞として知られる紀伊国屋演劇賞の栄えある贈呈式の席に、個人賞を受賞した一人の女優の姿はなかった。そのとき、彼女はロンドンにいた。個人賞を受賞した作品、谷崎潤一郎原作「春琴」の再演となるロンドン公演に向けて、汗を流しながら稽古に励む毎日。初日を間近に控え、連日、朝から晩までスタジオに篭り切りだというその人、深津絵里に話を聞いた。(取材・文: 本誌編集部 村上 祥子) ロンドンでの「すてきな」日々 「なんつう心得違いしてんのや!」 稽古場の外でインタビューが始まるのを待つ耳に、同じ言葉が何度も、何度も繰り返し聞こえてきた。複数の男女の声が重なり合うなか、ひときわ凛と響く声がする。ピンと張り詰めた、でも不思議と耳障りの良い女性の声音──演技派として日本では知らぬ人のない人気女優、深津絵里の声だった。 1月中旬、ロンドン南部ウォータ
「知らないでは済まされない」のが法の掟。とはいえ、英国には中世に制定されて以来、改正も廃止もされずに残されたままの時代遅れの法律や、近年に作られた、疑問が浮かぶ法律が人知れず存在している。日常生活で「それ、違法です!」と言われないために、破りやすいものから、破るのにかなり度胸の要る摩訶不思議な法律までを、難易度順にご紹介しよう。 (中村エミ) この情報は2009年執筆当時のものです 普段何気なく取る行動が、実は違法だった……。そんな、中世からの「置き土産」のような時代遅れの法律や、うっかりしていると破ってしまいそうな法律がこちら。 毎年この日は、みんなが違法人 イングランドにおいて、12月25日にミンス・パイを食べることは 違法である。 聖なる日を迎えるのに欠かせない英国伝統のスイーツと言えば、クリスマス・プディングに加え、こちらミンス・パイ。クリスマスに、このミンス・パイを食べることを禁
日本の約半分ほどの面積しかない英国。しかしその中では実にさまざまな訛りが話されている。未だに階級意識が強く残る英国では、訛りイコール出身地イコール階級、と見なされることが多く、単に地域の特色という一言では片付けられない部分もあるのだが、逆に自分たちの訛りを誇りとし、守り続けている人たちも多い。今回は、英国各地の代表的な訛りをご紹介。各地方出身の有名人情報も満載です!(本誌編集部: 村上祥子) スコットランド 独自の歴史や文化を持つ誇り高きスコットランド人。当然言語にもはっきりとした特徴がある。元々ケルト系のアイルランド、ウエールズ、そしてスコットランドの訛りには共通点が多い。特にゲール語に由来する言葉は独特で、これは英語とは全くの別物。例えば恐竜で有名なネス湖は「Loch Ness」。読み方は「ロッホ・ネス」となる。「ch」の発音がドイツ語同様、「ハ」をのどの奥から出すような発音となる。「
チェルシーもメイフェアも、ぜーんぶ彼らの所有地! ロンドンの一等地を握る 英国貴族4つの名家 メイフェア、チェルシー、マリルボーン、オックスフォード・ストリート……。全て名士や有名人たちが住む豪邸や、一流ホテルまたは高級ブランド店、さらには大型デパートなどが並ぶロンドンの一等地だ。街中を歩けば思わずため息が出るほどの建築物が並ぶが、実はこれらの土地の大部分は、たった4つの貴族階級に属する名家によって所有されているということを皆様はご存知だろうか。外国人や外国資本が大量に流入し、国際色の豊かさが強調されるロンドンにあって、その一番輝かしい部分を牛耳っているのは、古くから代々伝わる由緒正しい一握りの貴族たち。在英邦人がなかなか気付かない、階級社会の影響がいまだ色濃く残っていると言われる英国の一面に迫る。(文:長野 雅俊) Mayfair & Belgravia 20代の若き公爵が見守る メイフ
ロンドン随一の観光名所である国会議事堂の前で、7年にわたり座り込みを行っている反戦運動家がいる。ブライアン・ホー、59歳。黙したままこの議会民主主義を象徴する建物と対峙することに1日の大半を費やし、そして時に抗議者として怒りに満ちた叫び声を上げる男の素顔とは、どのようなものなのか。冷たい雨が降る国会議事堂の前で、彼に話を聞いた。(執筆: 本誌編集部長野雅俊、写真: 前川紀子) ブライアン・ホー エセックス州生まれ、59歳。20~40代にかけて、世界各地の紛争地帯を訪問。2001年6月2日より、イラクへの経済制裁に反対して国会議事堂前で座り込みを始める。同年9月11日にニューヨークで発生した同時多発テロを受けて、米英を中心とする多国籍軍がアフガニスタン、イラクに侵攻を開始するにつれ、英国における反戦運動の象徴的な存在となった 帰還兵のような佇まい その日、ブライアン・ホー氏は松葉杖をついてい
侍の国、最先端の科学技術が発展している国、マンガやゲームの傑作を次々と生み出していく国・・・・。世界が抱く日本のイメージには様々なものがあるが、中には「(食べてはならぬ)クジラを食べている国」という、日本人にとってはちょっと意外な印象を持っている人々がいる。この傾向は環境保護運動が活発に展開されているここ英国では特に顕著であり、各メディアの報道によって日本の対応が痛烈に批判されることもしばしば。しかし、そもそも「日本=クジラ」といったイメージはどうやって作られたのか、さらには数ある動物の中でなぜクジラだけを食べていけないかという疑問が頭をもたげる。そこで今回の特集企画では、2007年5月28日に開催される国際哺鯨委員会(IWC)総会を前にして、反哺鯨キャンペーンに力を注ぐ環境団体の人々にインタビューを敢行。対話を通じて拾った彼らの日本に対する主張を、元の発言にできるだけ忠実な形でウェブサイ
世界各国から移民が押し寄せる英国では、国会やニュース番組などの政治的話題を扱う場において、移民問題が論じられない日はない。その中で究極の移民政策である「移民排斥」を掲げるのが英国国民党。「極右」「ファシスト」「人種差別主義者」として各方面からのバッシングを受け続けるニック・グリフィン党首に、英国ニュースダイジェストがインタビューを敢行した。 (取材・文: 長野雅俊 写真: Maiko Akatsuka) ニック・グリフィン:1959年生まれ、ロンドン北部バーネット出身。保守党員の両親に育てられ、15歳で極右政党である国民戦線の集会に参加するなど青年期から政治活動に従事していた。1995年に英国国民党に入党。1998年に人種間の憎悪を煽った罪で有罪判決を受ける。1999年より同党の党首に。妻と4人の子供がいる。 Public Enemy No1 英国で一番の嫌われ者 テーブルを挟んで目の前に
「築いたキャリアが台無し」日本で夫婦別姓の法改正を求める声が上がる - 何十年と動きのなかった制度に変化の機運が高まっている ‘Ruining my career’: calls grow for Japan to change law on married surnames 「ガーディアン」紙(電子版)は2月19日、日本で夫婦が別姓を選択できる制度の法改正案をまとめてから約30年間何の変化もないことについて、国内で上がっている数々の不満の声を報じた。 同紙は、日本では結婚後に姓を変更することが法律で義務付けられているために、パスポートや書類の名前を変更し、ソーシャル・メディアのアカウントを更新するために何十もの手続をしなければならなかった都内で働く女性の例を紹介。日本の夫婦は結婚時にどちらの姓を名乗るかを自由に選択できるものの、95パーセントの女性が、夫の姓に変えるのは多くの場合不本意で
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