全日空は、5/27(日)の未明から同日15時半まで、国内搭乗手続きに関するシステムで障害を起こしました。 これによって運行の遅延や一部欠航が生じ、6万人弱に影響が出たそうです。 同社の発表によれば、システム障害の発生箇所は「総合旅客システム(able-D)」と呼ばれる全日空グループの予約・ 発券システムのうち、国内旅客系に関するホスト端末間(全6系統中3系統)であったとのこと。 問題となった3系統(サーバ3台)は5月上旬から24日まで2週間かけてアプリケーションのアップデートを行っており、 26日になってから原因不明の処理速度低下が発現していたと述べられています。 暫定処置として、更新したサーバを旧サーバに戻して更新前の状態を復元したところ、 処理速度が回復して問題を回避することができたということも発表されました。 同社広報は「週末に顧客が増え、システムに負荷がかかった可能性もある」という
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