ソフトウェアの組み合わせテスト技法の1つであるペアワイズ法(Pairwise法)(またはオールペア法(All-pairs法)ともいう)と直交表を採用した組み合わせテストケース生成ツール PictMasterの使い方をはじめ、テスト全般のトピックスを掲載していきます。 組み合わせテスト技法には、直交表とオールペア法(ペアワイズ法)の2つがありますが、日本では1980年代の後半から直交表ベースのテストケース生成ツールが開発されてきました。欧米とくに米国では1990年代の始め頃からオールペア法の研究が発展してきました。 ここでは直交表とオールペア法のどちらがより優れているかを論じることはしません。どちらにも一長一短があります。私がオールペア法のツールを採用した理由は以下のとおりです。 (1) 直交表ベースで公開されているツールが見つからなかった。 (2) オールペア法のツールは数多く公開されてお
![『なぜオールペア法なのか?』](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b9aa8039fbb687811f46b775c963eed97d7b0b8b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fstat.profile.ameba.jp%2Fprofile_images%2F20181017%2F13%2Fe4%2FAU%2Fj%2Fo01800180p_1539752070147_qpjwe.jpg)