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科学と偽書・偽史に関するsnjxのブックマーク (1)

  • 情報論議 根掘り葉掘り 偽書あれこれ

    「これは物か」という問いにたいしては3つのレベルの答えがあるという。貨幣を例にとってみると,その第1は「贋金(にせがね)か否か」という社会的なレベル,その第2は「その成分は金か否か」という科学的なレベル,その第3は「そもそも貨幣は存在するのか否か」という存在論的なレベルであるという1)。 今回はこの真贋(しんがん)問題について,書物を例にして追いかけてみよう。 まず,偽書とはいわないが,プロト偽書といったらどうか,そんな例を示してみたい。そもそも偽書とはなにか。作者と作品のあいだにい違いがあるということだろう。具体的には,著者が他者の作品を剽窃(ひょうせつ)した,あるいは著者が他者の名前をかたった,ということである。いずれにしてもオーサーシップがかかわる。 そのオーサーシップは近現代に作られた概念である。だが,そのプロトタイプとして,いがみ合った2人のあいだの怨念(おんねん)がプロト偽

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