アレッシオの住むピエモンテ州 写真 Konstantin Kleine 文・アレッシオ & ぼそっと池井多 イタリアのコロナ禍とひきこもり生活 ぼそっと : アレッシオ、こんにちは。ひきポスの紙面へようこそ。 アレッシオ: ぼそっとさん、ひきポスに登場させてくれてありがとう。ここで対話できるのは光栄です。 ぼそっと : まずはコロナ禍が始まって、「新しい生活様式」になったイタリアで、君がどんな生活をしているか教えてよ。 アレッシオ : まあ、元気でやってるよ。今年(2021年)の初めから祖父母の家に引っ越して、祖父母の介護をしている。もう9ヵ月になるけど、そんな「新しい生活様式」を楽しんでいるさ。 昨年、コロナ禍の第1波が襲ってきたときは、ここ北イタリアではぼく自身の生活はそんなに変わらなかった。コロナ禍が始まってからも、ぼくは相変わらずそれまでと同じひきこもり生活を送っていたから