ブックマーク / yashio.hatenablog.com (2)

  • 映画『家族を想うとき』が冷静に見られなかった - やしお

    ケン・ローチ監督の『家族を想うとき』(Sorry We Missed You)は、どうしようもなく個人的な記憶が喚起されて冷静に見ることが難しい映画だった。忘れていた、完全に忘れていたわけではないけれど、日常的に意識したり思い出すことの少なくなっていた「お金がないと余裕がなくなって日常がキリキリと苦しくなっていくあの感覚」がよみがえって、12年前の両親との暮らしの記憶が一気に立ち現れて冷静でいられなくなるのだった。 (この映画は「ネタバレ」とは無縁のお話だとは思うけれど、内容について以下で触れているので一応ここで断っておく。) イギリスで暮らす一家の日常が描かれる。ホームレスにはならない程度の貧困にあえいでいる。父親は配送ドライバー、母親は訪問介護の職業に就いている。職にあぶれている訳ではなく、二人とも真面目に働いているし職業意識も高い。15歳くらいの長男は友人グループとのグラフィティにハ

    映画『家族を想うとき』が冷静に見られなかった - やしお
  • 『ゼノブレイド2』と『Undertale』:下ネタと性の扱い - やしお

    この前の土日にSwitchで『Undertale』をプレイした。ちょうどその前に『ゼノブレイド2』をやっていて「嫌だなあ」と感じていた部分がごっそりなかったのが心地よかった。(どちらもRPG。)これはゲームそのものの話とはあまり関係がない。 『ゼノブレイド2』で不快だったのは、下ネタやほとんど性差別に近い発言がムービーやサブストーリーに盛り込まれているところだった。キャラクター同士の関係性や世界システムの説明が含まれているからスキップすることもできず、予期せずそんな瞬間を見せられるのはとてもしんどかった。(メインストーリーが進行するとシリアスになるせいか、そうした場面も減ってだいぶ楽になった。) 女性キャラの衣装がほとんど水着に近いこと自体は「そういう世界なのだろう」と納得していたのに、わざわざムービーで男性キャラが「露出度が高すぎる」「それで見ないというのは無理だ」と言うのはかなりつらい

    『ゼノブレイド2』と『Undertale』:下ネタと性の扱い - やしお
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