ウルトラファストファッションブランド「シーイン(SHEIN)」のロゴ(2022年7月18日撮影)。(c)Jade Gao / AFP 【9月12日 AFP】低価格の衣類をインターネットで気軽に購入できる「ウルトラファストファッション」が、若者の間で人気だ。だが環境活動家らは、その流行の陰に重大な問題が隠れていると指摘している。 この業界の主要ブランドは、英国の「ブーフー(Boohoo)」や中国の「シーイン(SHEIN)」、香港の「エミオル(Emmiol)」などだ。商品は瞬く間に生産され、超安値で販売される。実店舗でチェーン展開するスウェーデンの「H&M(ヘネス・アンド・マウリッツ)」やスペインの「ザラ(ZARA)」など「ファストファッション」ブランドにとっては手ごわい競争相手だ。 米通信社ブルームバーグ・ニュース(Bloomberg News)によると、シーインは昨年、全世界で160億ドル