ミステリ漫画「Q.E.D.証明終了」のとある一編で落語の師匠が次のような事を語っている。 人は2つのスイッチを持っているんだ 幸せになる2つのスイッチだ 1つ目は美味い飯を食ったり趣味に興じたり・・・自分だけで押せて幸せになれるスイッチ 2つ目は他人にほめられたり認められたりして他人に押してもらわない限り幸せと感じられねェスイッチだ 自分で押せるスイッチの喜びはささやかで わずかだが自分の好きなとき押せる だが他人の押す幸せスイッチの喜びは強烈だ とめどなく押してほしいと思うしやみつきになる 押してもらえないと不満や不安が湧き出てくるし自信もなくなってくる 次第にスイッチを押してもらうためならなんでもしたいと思うようになる 舞台ってのは他人にスイッチを押してもらう場所だ そこでウケるためならなんでもやりたいと思うようになる 自分の全てを売り払ってでも とにかくスイッチを押してほしい!! 気