ブックマーク / ameblo.jp/atamo347 (36)

  • 『あかあか森の古い城             神社とアヒルと古代米』

    あかあか森の古いお城 いったいどなたかがお住まいか? それは魔神か龍王か? 気になる気になる気になるけれど 訪ねてみるのもおそろしい (画像と文は直接の関係はありません) 連れ合いの癌の放射線治療も3月末で終わり、仕事と病院送迎の両立の負担もなくなり、在宅治療の連れ合いの体調も落ち着いているので、4月13日(土)、久々にバイクで峠を越えてきた。筑波山の北の湯袋峠を越えて、境内の石の妖精で知られる五所駒瀧神社に立ち寄ってみた。 峠越えの前に麓のコンビニで休憩。排気量110ccの小型自動二輪、スーパーカブ110プロに乗るのも一か月半ぶりだ。もうすっかり春だが、峠の最高部を越えた時、わずかな時間だが、冬の残り香のような冷たい空気を感じた。 峠の反対側の山懐にある五所駒瀧神社の参道。以前にも記事で書いたことがあったが、この神社について、見落としていたことがあったので、再訪した。 千年の森に佇む拝

    『あかあか森の古い城             神社とアヒルと古代米』
  • 『でたらめな季節          筑波古道と筑波山大御堂』

    まるで春夏秋冬ないまぜだね でたらめな季節に戸惑うのかい? それよりでたらめを遊んでしまおう (画像と文は直接の関係はありません) 「憧れ」たり、「侮蔑」することは容易いこと。難しいことは理解することだ。僕はいったいどれくらい自分や他者を理解しているのか? 「悪」がある種の感情に由来するものなら、それが自分の中にあることも正確には「理解」しにくいこと。「悪」はいつでも自分に内在している。そう考えた方が妥当で確実に思える。それが「自戒」と言うのだろうか? 11月25日は久しぶりのライド&ハイク。忙しさの隙をついて出かけた。 筑波山の近くのスーパーに排気量110ccの小型自動二輪、スーパーカブ110プロを停めてパンと飲み物を調達。コンビニより安いので財布に優しい。この小型二輪車はパイパスも一般幹線道路も林道も狭い路地裏もそつなくこなす。この日は筑波山参道一の鳥居近くにバイクを置き、筑波古道(

    『でたらめな季節          筑波古道と筑波山大御堂』
  • 『光の森の菓子屋          仏頂山と楞厳寺』

    黄昏黒屋敷ー布人形イラストの小部屋世間からかなりずれている管理人、黄昏黒堂こと黒が自作人形イラストを発表しつつ、ニートひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。) 銀の花咲く森の中 夜だけ開くお菓子屋さん 妖精物の怪に大評判 人間の皆さんもよろしければ お待ちしておりますよ 娘が子供の頃から一緒に見て来た大長編アニメ「ブリーチ」。長いブランクの後、去年から最終章の放映が始まった。といっても分割4クールで、クール間のインターバルも数ヶ月という長さ。第2クールが先日終わり、インターバルをはさみながら、来年の半ば過ぎには最終回となる。 虚(ホロウ)という悪霊化した魂を浄化する剣士、黒崎一護(くろさきいちご)の物語。最近、「ブリーチ」の原作漫画の中古74巻を通販で買って、娘と読んでいる。娘と「ブリーチ」の話をするのはとても楽しい。Ⅱ型双極性障害

    『光の森の菓子屋          仏頂山と楞厳寺』
  • 『夏の夕暮れ              天空のプロペラとCOVID-19』

    黄昏黒屋敷ー布人形イラストの小部屋世間からかなりずれている管理人、黄昏黒堂こと黒が自作人形イラストを発表しつつ、ニートひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。) 夏の夕暮れにはヒグラシが啼く 人里離れた一軒家に彫り物師ひとり 黙々黙々ひとり木を削る そんな彫り物師を見守る精霊物の怪 そう けっしてひとりじゃないんだ (画像と文は直接の関係はありません) すっかり更新が遅くなってしまった。今年の正月に続き、家族中で2度目のCovid-19感染、特に今回は抗がん剤治療中の連れ合いがハイリスク患者のため、相当に気がかりだった。 僕については、体温は1日目で38℃、2日目39℃、3日目37.5℃、そして4日目の朝に平熱に戻っていた。症状は発熱のみで、咽頭部の腫れ等もなかった。これは正月の時の症状とほぼ同様だった。特に苦痛はないが、残暑の季節な

    『夏の夕暮れ              天空のプロペラとCOVID-19』
  • 『呼吸不全感はなくなったけれど』

    黄昏黒屋敷ー布人形イラストの小部屋世間からかなりずれている管理人、黄昏黒堂こと黒が自作人形イラストを発表しつつ、ニートひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。) このところ悩んでいた呼吸不全感はきれいに消えました。 神経の乱れからくる肺の苦しさは嘘のようになくなりました。 それと入れ替わりに、抑うつ症状がはっきり出てきました。 身体症状から精神症状に切り替わったようです。 恐れていた状態になりつつあるようです。 あさっては精神科の診察があります。 心が壊れる前に休まないと、そう思います。 近況報告程度の更新はあるかと思いますが、 基的にブログをしばらく休もうと思います。 この病気とも20年の長い付き合いなので、 特に悲観はしていませんが、 体が動かなくなると厄介なので。

    『呼吸不全感はなくなったけれど』
  • 『白魔導士パイルとピエロ妖精モモ』

    黄昏黒屋敷ー布人形イラストの小部屋世間からかなりずれている管理人、黄昏黒堂こと黒が自作人形イラストを発表しつつ、ニートひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。) 白魔導士の男の子パイルが浮かない顔をしています 仲良しの水の精霊の少女クウと喧嘩をしてしまいました どうしたらクウと仲直りできるのかな あれこれあれこれ考えていますがどうしていいかわかりません 見かねてフェアリーピエロのモモが慰めています モモは言いました ねえパイル ゴメンね それだけでいいんだよ クウはやさしい水の守り人なんだから ひとこと ゴメン それだけ ねえパイル 僕もそう思うな ゴメンねって言えば きっとクウもゴメンねって言うよ パイルが仲直りしたがっている水の精霊クウはこんな女の子です クウは精霊河童の女の子 黄昏森の水源の池の守り人です パイルとは喧嘩をしてしま

    『白魔導士パイルとピエロ妖精モモ』
  • 『森の白い忍者   夢の果てに』

    黄昏黒屋敷ー布人形イラストの小部屋世間からかなりずれている管理人、黄昏黒堂こと黒が自作人形イラストを発表しつつ、ニートひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。) 森の白い忍者でございます。その正体は、森に住む異界の者たちも知りません。何しろ作った作者さえわからないのですから(かつてわかったためしのない作者でございますが)。とにかく森の中を、ムササビよろしく木から木へ。スーイスイと飛び移ります。えっ、翼も膜もないじゃない? 申し訳ございません。そこまで考えていませんでした。 夢の果てに 青年は夢で見たビクトリアンハウスを探して旅をした 夜ごと夢に現れる古い屋敷とそこに住む少女 青年とその友人はその屋敷を探して旅を続けた 友人はその馬鹿げた旅を何故か否定できなかった 青年は至極まともな青年だったが微かに匂わせる狂気 それでも友人はどこまでも

    『森の白い忍者   夢の果てに』
  • 『妖燕  銀が泣いている ある伝説の棋士』

    黄昏黒屋敷ー布人形イラストの小部屋世間からかなりずれている管理人、黄昏黒堂こと黒が自作人形イラストを発表しつつ、ニートひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。) 妖燕です。たまには奇妙なものを作ろうと思いました。奇妙なもの、不可思議なものは子供の頃にとても親しいものだったように思います。稲荷の社の裏には不可思議な世界の入り口がある。そんなことを考えることは、呼吸をすることくらいに当たり前のことで、あの頃、僕のまわりを巡っていた気配は、今でも時おり蘇ります。 戦前、阪田三吉という伝説的な将棋の棋士がいました。実際の阪田を僕は知る由もありません。「吹けば飛ぶような将棋の駒に~」という阪田を歌った歌をどこかで聞いたようなおぼえがあるだけで、遠い昔の伝説の将棋指しです。小説家の井上靖の詩か、それともエッセイに阪田三吉のことが書かれてあり、その中

    『妖燕  銀が泣いている ある伝説の棋士』
  • 『ピンクベア  余力があるから努力ができるものだ』

    黄昏黒屋敷ー布人形イラストの小部屋世間からかなりずれている管理人、黄昏黒堂こと黒が自作人形イラストを発表しつつ、ニートひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。) ピンクベアです。このところぬいぐるみ的なものに興味があって、フカフカフワフワを表せたらいいなと思って作っています。もっと丸みがあってもいいと思いましたが、いろいろ作っていこうと思います。ちなみにはピンクのパンダと言いましたが、やっぱりもっと丸みが欲しいかな。 世間で、よく、もっと努力しろ、とか、努力が足りない、という言葉が使われます。ですが、僕は努力と言うものは、余力(気力の充実)がないとできないと考えています。自分の身に置き換えても、努力ができていた時は気力が充実していました。 僕は今、努力するには余力が必要だと考えていますが、もし、自分がうつ病に罹らなければ、たぶん今、そ

    『ピンクベア  余力があるから努力ができるものだ』
  • 『しんどいけれど、つらくはない』

    黄昏黒屋敷ー布人形イラストの小部屋世間からかなりずれている管理人、黄昏黒堂こと黒が自作人形イラストを発表しつつ、ニートひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。) 今日はなんとか仕事に行けました。 まだ体がこわばって、背中も痛いですが、なんとか仕事はできました。 ところで、僕は頑張っているのでしょうか。 癌の後遺障害を抱えながら働いているから、 頑張っていると言えば、頑張っているような気もするけれど、 ヘロヘロしながらも収入が途絶えないようにしてられるのだから、 やっぱり少しは楽をしているような気がする。 一番つらいのは、働けなくて収入がないこと。 僕はホワイトなところで働いているから、癌療養中も収入はあった。 癌とか腎臓病とかうつ病で職を失う人がたくさんいる。 病気で働けなくて、収入がないことはとてもつらいことだ。 ひきこもりをして収入

    『しんどいけれど、つらくはない』
  • 『フルーツ化ス化ット  祖母の回る糸車』

    黄昏黒屋敷ー布人形イラストの小部屋世間からかなりずれている管理人、黄昏黒堂こと黒が自作人形イラストを発表しつつ、ニートひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。) フルーツ化ス化ットです。がトロピカルフルーツみたいと言ったので、そう名付けてみました。南の島の椰子の木陰でのんびり暮らす物の怪です。 少年時代の初夏の頃、毎年のように父方の祖母が2週間ばかり家にやってきました。 その間、祖母は僕の部屋に泊まりました。 祖母はとても口数の少ない人で、いつも糸車を回して糸を紡いでいました。 祖母は糸紡ぎの名人で、祖母の紡いだ糸は高値で売れました。 たぶん父の生まれた家では祖母が一番の稼ぎ手だったと思います。 それほど祖母の紡いだ糸の評判は高かったのです。 記憶の中の祖母はいつでも糸を紡いでいました。 リュウマチで変形した指でどれほどの糸を紡いでき

    『フルーツ化ス化ット  祖母の回る糸車』
  • 『受験直前に父が結核療養所に 僕の大学受験』

    黄昏黒屋敷ー布人形イラストの小部屋世間からかなりずれている管理人、黄昏黒堂こと黒が自作人形イラストを発表しつつ、ニートひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。) 大学受験も追い込みの高3の12月、クリスマスを前にして父が結核療養所に入院しました。検診で肺に病巣が見つかり、まだ目立った症状は出ていませんでしたが、菌を排出しているため、隔離入院することになりました。菌の排出が止まるまで退院はできません。現在は父のようなケースでは短期の入院で済むのですが、当時、1年は入院を覚悟しなければなりませんでした。下手をするともっと時間がかかります。自営業者の父にとってこれは死活問題でした。というより、僕の進学すらままならないことです。 僕は私大の文学部を志望していました。子供の頃はトレジャーハンターを夢見ていましたが、文芸色の強い高校で学ぶうちに、漠

    『受験直前に父が結核療養所に 僕の大学受験』
    sylvaniantedukuri
    sylvaniantedukuri 2020/03/07
    ランキング応援もさせてもらいました(*^-^*)
  • 『この教師にしてこの生徒あり 良い子はマネをしないでね』

    黄昏黒屋敷ー布人形イラストの小部屋世間からかなりずれている管理人、黄昏黒堂こと黒が自作人形イラストを発表しつつ、ニートひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。) 正直いって僕は学校が嫌いでした。小中高飛び越して、いきなり大学に入りたいくらいでした。だから高校受験の時の志望校の条件は、とにかくユルそうな学校でした。まあ、それでもあまり期待はしていませんでしたが。首尾よく私立の志望校に合格でき、入学して驚いた。ユルい、ユル過ぎる。これは夢か幻か。いや、現実でした。もう忘れられているでしょうが昔、「わしらは怪しい探検隊」なるものがあり、そのリーダーは椎名誠氏ですが(もう忘れられているかな)、そんな怪しさがありました。中学までの学校に不満を持っていた僕ですが、その落差にひと月ほどは戸惑いの連続でした。 中学までと違って、とても楽しい学園生活を送

    『この教師にしてこの生徒あり 良い子はマネをしないでね』
    sylvaniantedukuri
    sylvaniantedukuri 2020/03/06
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  • 『煤埃君   学校のない人生もいいじゃないか』

    黄昏黒屋敷ー布人形イラストの小部屋世間からかなりずれている管理人、黄昏黒堂こと黒が自作人形イラストを発表しつつ、ニートひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。) 学校に行かない人生というものもあります。正確には行けなかったと言った方がよいですが、ろくに学校に行けなかった人物として、エジソンとかアインシュタイン(大学は一応ちゃんと通いましたが)などがいますが、僕が強い印象を受けるのは棋士の村山聖9段です。29歳の若さで癌で亡くなりましたが、あの羽生善治氏のライバルとして将棋界で活躍しました。村山9段を主人公とした「聖の青春」という映画を見て感動しました。 村山氏は子供の時に難病を発症して、長くは生きられないことを宣告されていました。病気のせいで学校にいけないということもありましたが(院内学級や養護学校には在籍していました)、自分の持ち時間

    『煤埃君   学校のない人生もいいじゃないか』
  • 『教会でギターを弾く無職青年』

    黄昏黒屋敷ー布人形イラストの小部屋世間からかなりずれている管理人、黄昏黒堂こと黒が自作人形イラストを発表しつつ、ニートひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。) 以前の記事にも書いたことだが、息子の友人M君は不登校をしている時にできた友達だ。といっても、不登校生の居場所やフリースクールの友人ではない。M君は普通に学校に通っていて、不登校をしているわけではなかった。息子が学校に通っている間も、同級生というだけで、特に親しかったわけではなかったのに、不登校以来今にいたるまで、息子の最も親しい友人として付き合ってきた。 息子が不登校をしてしばらくして、突然M君が訪ねてきた。学校の先生に言われてきたのでもないのに、M君はやってきた。そして息子はM君に心を開き、一緒にゲームをして遊ぶようになった。やがてM君はクラスの他の子供たちも連れてきて、息子

    『教会でギターを弾く無職青年』
  • 『襟巻熊さん  群衆の不安が不安を確定する』

    黄昏黒屋敷ー布人形イラストの小部屋世間からかなりずれている管理人、黄昏黒堂こと黒が自作人形イラストを発表しつつ、ニートひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。) 襟巻熊さんです。このところ人形よりもぬいぐるみを作っています。なんだかフワフワモコモコしたものが作りたくなってしまいます。ふわ~っとして、モコっとしたものがいいんですよね。世相がずいぶんとギスギスしたものになっていますからよけいですね。 ところで社会心理学の分野で、「予言の自己成就」という用語があります。詳しく書くと長くなりますので、その一部(あくまでも一部です)を僕の印象として書きます。 不安に駆られてとる行動は、その不安を確定化する。 トイレットペーパー、どこにもありませんでした。まあ、なんとかなると思っているので、特別買おうというのではなく、興味位でいろいろお店を巡って

    『襟巻熊さん  群衆の不安が不安を確定する』
  • 『英雄と劣等感少年の友情  僕はひきこもりの娘に何を示す』

    黄昏黒屋敷ー布人形イラストの小部屋世間からかなりずれている管理人、黄昏黒堂こと黒が自作人形イラストを発表しつつ、ニートひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。) このところ、寝る前に、you-tube で「フェイト・ゼロ」とそのもうひとつの続編「ロードエルメロイ2世の事件簿」(ただしメインの続編はフェイト・ステイナイトだ)のハイライトシーンを見ている。この二つのアニメ作品は、サイドストーリー的に2000年の時を超えた、希代の英傑アレクサンダー大王と劣等感のかたまりの情けない現代の少年の奇妙な友情を描いている。 「生きろ。ウェイバー。」、そう言って英霊イスカンダル(生前はアレクサンダー大王)は自らの在り方をウェイバーに示すため、ウェイバーを残して単身最後の戦いに挑んだ。そして「夢」と「道」をウェイバーに示して消えて行った。悪夢の「聖杯戦争

    『英雄と劣等感少年の友情  僕はひきこもりの娘に何を示す』
  • 『義務教育って何だっけ』

    黄昏黒屋敷ー布人形イラストの小部屋世間からかなりずれている管理人、黄昏黒堂こと黒が自作人形イラストを発表しつつ、ニートひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。) 不登校をして小中学校に行っていないと、義務教育違反ではないかと言われることがある。インターネットの掲示板でもそういった書き込みが見られる。義務教育だから学校は行かなくてはならないところ。そこに行っていないのは法律違反。精神的に追い詰められて行くに行けない状態の子供がそんな書き込みを見たら、どれほど悲しく行き場のない思いになることだろう。行けるものなら行っている。それができないから苦しくてたまらない。そんな状態の時に、義務教育違反などと言われたら、傷口に塩を塗り込まれるようなものだろう。 僕自身もそんな書き込みを見ると、親としていたたまれない気持ちになった。子供たちは好き好んで不

    『義務教育って何だっけ』
  • 『新型コロナウイルスの陰で過去の死の感染症は』

    黄昏黒屋敷ー布人形イラストの小部屋世間からかなりずれている管理人、黄昏黒堂こと黒が自作人形イラストを発表しつつ、ニートひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。) 連日、新型コロナウイルスの報道が続いていて、パンデミックを恐れ、世の中は騒然としています。ですが僕は、かつて死の病として恐れられ、いまも厳然として存在しながら、何故か世間から忘れられている感染症のことを思いました。それは結核です。 結核など過去の病気と思われがちですが、21世紀の今もこの日で、毎年2万人近くの人が罹り、2千人程の人が亡くなっています。発症者数、死亡者数は20世紀の間に減り続けていましたが、日経済の低迷が確定的となった21世紀の20年間は横ばいとなっています。毎年2000人以上の死者数は減る気配がありません。そしてまた亡くなる人は高齢者に限らず、幅広い年代層に

    『新型コロナウイルスの陰で過去の死の感染症は』
  • 『蠟燭小僧  ローゼンメイデンとブライスドール』

    黄昏黒屋敷ー布人形イラストの小部屋世間からかなりずれている管理人、黄昏黒堂こと黒が自作人形イラストを発表しつつ、ニートひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。) 蠟燭小僧です。道具を人形にしてみたくなりました。付喪神という物の怪がいます。100年を経た古道具は付喪神という物の怪になるそうです。日常のものが異界のものになるというのはなんともファンタスティックです。もっとも蠟燭の灯りはオレンジ色ですし、100年燃え続ける蠟燭なんてありません。ツッコミどころ満載です。 アニメ「ローゼンメイデン」の主題歌の一節。 自分という棺の中 心はまだ動いている (正確には「自己という棺の中 魂はまだ動いている」、です。) かつてうつ病を患っている時の感覚はまさにこれでした。 まるで棺の中にいるようで、それでもかすかに心は動いています。 でもそれは揺らめく

    『蠟燭小僧  ローゼンメイデンとブライスドール』