各属性についての検討項目は以下のようになる。 ○サポータビリティ サポータビリティ(=サポートのしやすさ)とは、運用者・開発者・ユーザーにとってのシステムの理解しやすさであり、トラブルが発生したときの問題解決のしやすさである。 サポータビリティを高めるためには以下のようなことを検討する。 システムの動作状況を監視する方法 システムの動作効率を監視する方法 トレースの実装方法 トラブルシュートのための情報を提供する方法 監査とロギングの実装方法 ○テスト容易性 テスト容易性とは、システムやコンポーネントを検査する基準の設定しやすさと、その基準が満たされているかどうかのテストの実行しやすさである。テスト容易性が高ければ、システムの欠陥を効率よく特定できる。 テスト容易性を高めるためには以下のようなことを検討する。 開発ライフサイクルの早期からテストを実施できるようにする方法 ユーザー操作を伴う