ブックマーク / smbiz.asahi.com (1)

  • 「風通しの悪い環境」で離職が続々 綿善旅館が社員主導で実現した効率化

    京都市中心部で190年以上の歴史を誇る綿善旅館のおかみ・小野雅世さん(39)は、大手銀行から家業に入った後、非効率な業務や働き方に違和感を持ち、改善に乗り出しました。観光庁の「生産性向上モデル事業」に選ばれ、外部のコンサルタントの手も借りながら、タブレット端末を使った業務の効率化や1人のスタッフが複数の業務を担うマルチタスク化などを推し進めます。その結果、83日だった年間休日を105日に広げるなど、旅館業界ではハードルが高いとされる働き方改革につなげました。 京都と旅館に「閉塞感」を感じて 綿善旅館は、天保元(1830)年に創業。初代の綿屋善兵衛が富山から京都に出て、薬屋を営みながら北陸などから京都へやってくる呉服業者などに宿を提供したのが始まりでした。 京都・烏丸の「京の台所」と呼ばれる錦小路近くにある利便性から、日人観光客や修学旅行生に加え、近年は外国人観光客にも人気となっています。

    「風通しの悪い環境」で離職が続々 綿善旅館が社員主導で実現した効率化
  • 1