こんにちは、しーどらです。 朝、家を出るといつもの秋の香りがフワーと漂って来ました。 キンモクセイです。 AC 花自体はとても小さいから咲き初めはその姿に気づきません。 花が多くなるにつれて香りもどんどん強くなり、大きな木にこんもりとオレンジの装飾をつけたような姿になりますね。 ぱっと鮮やかに姿が目に入る華やかな花も好きですが、香りを先に感じてから「あらこんな所に咲いていたのね」と気づくキンモクセイやくちなし、沈丁花などの花の奥ゆかしさに惹かれるようになりました。 年を重ねてしまった… キンモクセイの香りをかぐと必ず中3の頃を思い出します。 それまでたいして仲良くもなかった同級生が急に「一緒に帰ろう」と誘ってくるようになりました。 勿論断る理由もなく、一緒に帰りました。 毎日、わが家の玄関先に植えられていたキンモクセイの下で延々と話をしてから彼女が帰っていくのです。 足で地面に落ちた小さな