飲食店の時短営業もあり、駅前や繁華街の路上で集まって酒を飲む人が後を絶ちません。「屋外なら大丈夫」という声も聞かれる一方、スーパーコンピューターで飛沫が届く範囲をシミュレーションすると、そのリスクは一目瞭然でした。ごみの散乱も深刻です。 19日夜9時過ぎ、東京・高田馬場駅前では、酒を飲みながらマスクをせずに大騒ぎしている人たちの姿がありました。 東京・渋谷でも午後8時半過ぎ、乾杯して酒を飲む人たちがいました。 「まん延防止等重点措置」が始まって1週間。19日の東京の感染者は405人で、19日連続で前の週の同じ曜日の感染者数(12日は306人)を上回っています。東京都の小池知事は「路上飲みはやめていただきたい」と求めますが、飲みたい人は多くいます。 なぜ外で飲むのか――。渋谷で路上飲みをしていた20代の2人組に聞くと、「お店が午後8時に閉まってしまうということで、外の方が安全というのもあるの