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書評に関するtanji3のブックマーク (7)

  • 読書猿『問題解決大全』はスゴ本

    一生役立つ一冊。 これ、言い切っていいと思うが、わたしが直面するあらゆる問題は、検討済みである。 新しい問題なんてものはない。「問題」をどの抽象度で定義するかにもよるが、新しく「見える」だけで、分析してみれば、分解してみれば、裏返してみれば、再定義すれば、古今東西の人たちがすでに悩み、検討し、着手し、対処してきた問題であるにすぎぬ。 ただし、対応する人にとってみれば、それは新しい問題である。または、初見の状況に直面することもある。だが、人や状況が違えども、問題そのものは、ほどいてみれば、既出なのだ。新しい状況下で、新しい人が、既出の問題を解き直しているといえる。 そして、問題を解決するための方法もまた既出である。わたしが知らないだけで、古今東西の人たちがすでに考え抜いている。ある手法は学問分野になっていたり、またある方法はライフハックやビジネスメソッドになっていたりする。規制や法制度化され

    読書猿『問題解決大全』はスゴ本
  • 書評、読書感想、読書案内の違いについて、1つの本で書き分け練習してみた(小説編)。

    読書ブログは「要約・まとめ」「書評」「読書感想文」「読書案内」にタイプ分け可能、という記事を書いたのですが、そういえば私、この違いを上手く書き分けられる自信が全くもってありません。 読書ブログって難しい。 要約・まとめ:あらすじや目次の転載、文の要約 書評(ブックレビュー):主に出版されたばかりのについて、客観的に、コンテクスト(の背景や文脈)を含めて批評 読書感想文:自分が影響を受けたについて、主観的に、どのような読書体験が得られたのか共有 読書案内(ブックガイド):自分が面白いと思うについて、主観と客観を交え、どのような魅力や見どころがあるか紹介 特に書評読書感想。違いを意識せずに書き始めると、足して2で割ったようなふわっとした文章が出来上がります。書き分けのスキルが高くない以上に、訓練が足りてないんですよね多分。 そんなわけで、1つのについて1.要約、2.書評、3.読書

    書評、読書感想、読書案内の違いについて、1つの本で書き分け練習してみた(小説編)。
  • 夢を叶わなくさせている脳の仕組みとは?【書評】「夢」実現脳の作り方:苫米地英人 - ミニマリストは世界を変える!

    友人との雑談から「悩み」の質を考える 友人と、昨日夫婦とランチをしました。その場で出た話で 「悩みがある人は、悩みたいから悩んでいるんだよ」 と友人は言いました。 悩みを解決して違う場所に進むのは怖いから、今の場所に好きでとどまっているんだと。 悩み多い性格の私は、自分は果たして悩みたいのか?今の状態が好きなのか?と自問自答して、ふと一冊のを思い出しました。 苫米地英人著 『努力はいらない!「夢」実現脳の作り方』です。 こちらのが、質的な話を書いてあったので、ヒントになりそうと思い出しました。 今日はまず第一章をまとめたいと思います。 努力はいらない! 「夢」実現脳の作り方 苫米地英人 マキノ出版 2008-09-16 売り上げランキング : 89670 Amazon 楽天ブックス 7net by ヨメレバ 夢をかなわなくさせているもの 私たちは知らず知らずのうちに、「そこにとどま

    夢を叶わなくさせている脳の仕組みとは?【書評】「夢」実現脳の作り方:苫米地英人 - ミニマリストは世界を変える!
  • 文系がゼロから統計を勉強するときに最初の1年で読むべき本 - StatsBeginner: 初学者の統計学習ノート

    最初の1年で読むべきを考える 私の統計学の理解はまだまだ初歩レベルに留まっていますが、昨日飲んでる時に「初心者向けの統計のってどういうのが分かりやすいですか」というようなことを訊かれて、「俺に訊かれてもあまり参考には……」とか思う一方、まだ初歩レベルの位置にいる人間だからこそ言える「このが分かりやすかったよ論」ってのもあるよなと思ったので、現時点での読書感想みたいなものをメモしておきます。一昨年、統計の勉強を始めた頃の自分にむかって書いてる感じです。 理系の人とか、ある程度統計の理解ができている人からみれば、「質的な理解のためにはもっと難しいがいいよ」ってなるかも知れませんが、「いやそんな難しいの勧められても独学のモチベーションが続かねーよ」っていう立場でまとめておきますw ここでは、 統計の勉強はしたことがなく、標準偏差とか言われても意味分からない プログラミングも全くわからな

    文系がゼロから統計を勉強するときに最初の1年で読むべき本 - StatsBeginner: 初学者の統計学習ノート
  • ヒストリエの副読本は最古の偉人伝 / “英雄伝” - 本しゃぶり

    英雄伝 (叢書アレクサンドリア図書館) 作者:ネポス国文社Amazon 英雄と呼ばれる将軍がずらずらと紹介される世界最古の偉人伝。 どっちも登場 / ヒストリエ(7) (アフタヌーンKC)より 戦術書 (叢書アレクサンドリア図書館 (6))を買ったら薦められ、ついでと思い買ってみたらこれが意外に面白い。古代ギリシャからローマにかけての将軍について、それぞれの逸話とそれに伴う教訓が書かれている。 登場する人物の多くは日では馴染みのない者だが、読めばなぜ取り上げられたか納得できる。どいつもこいつも敵を打ち破り、都市を攻略し、地域を平定する。ウェイバー・ベルベットの言葉を借りれば「こいつら……一騎一騎がサーヴァントだ……」というやつだ。歴史的資料としての価値は微妙らしいが、物語としての価値はある。 そして読んで思った。『ヒストリエ』読んでいてよかった。 概要 ざっくりながらもこのについての背

    ヒストリエの副読本は最古の偉人伝 / “英雄伝” - 本しゃぶり
  • 「嫌われる勇気」を読んだら「『原因』と『結果』の法則」も読むと良いかも - 鈴木です。別館

    2015年1月31日:最終更新 ここ最近、ブログの内容に少し頑張りすぎた鈴木です。 今日は、少し力を抜いて書いてみます。 はてなブログで妙に人気を誇る、いや全国的に実際に売れている「嫌われる勇気」を読みました。 自己啓発と呼ばれる分野の書籍は今年2冊めです。 今年1冊目に読んだ自己啓発のは 「『原因』と『結果』の法則」というタイトル的に、嫌われる勇気の真逆のようなタイトルですよね。 「 嫌われる勇気」の元となったアドラーは、原因と結果の法則を否定していますよね。 でも、この「『原因』と『結果』の法則」は、まさに原因があるから結果があるという事を肯定している話になります。 「原因」と「結果」の法則 私たちの人生は、 ある確かな法則にしたがって創られています。 私たちがどんな策略をもちいようと、 その法則を変えることはできません。 こんな言葉から始まるこの、どんな法則だよ!って思いますよ

    「嫌われる勇気」を読んだら「『原因』と『結果』の法則」も読むと良いかも - 鈴木です。別館
  • 「おもしろい書評」を書くために必要な7つの知識

    書評は当ブログのメインのコンテンツとなっています。毎日ブログを更新する(平日のみ)と決めている私にとって、書評は計算できるコンテンツです。一冊読めれば、確実に一記事を更新できるからです。 書評にはコツがあります。私が書く書評が面白いかの判断は皆さんに任せるとして、もし当ブログのような書評を書きたい方は、これからご紹介するポイントを抑えておけば、誰でも書評が書けるはずです。 Tagged! / laszlo-photo 1.「自分が主役」を強く意識する のあらすじを順番に書いて、その都度「私もそう思いました」「共感しました」のような平凡なコメントを付けていく書評が多いです。このパターンの書評は「」の内容が主役になってしまい、凡庸な文章になりがちです。絶対にこういう書評は書かないことです。 個性というのは、ある種の「無理」や「歪み」だと思います。無理や歪みが一切ない整然たるものというのは、

    「おもしろい書評」を書くために必要な7つの知識
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