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カクヨムに関するtengaarのブックマーク (5)

  • 君の名は。 Another Side:Earthbound(角川スニーカー文庫) - カクヨム

    カクヨム版は実のところ苦手意識が強かったのですが、購読後印象が変わりましたので記させて頂きます。ネタバレを避けつつ参りますと、二章でテッシーの「故郷に対するアンビバレンツな感情」が描かれ、三章で宮水家の持つ不思議な力に迫り、それは終幕四章への布石へと繋がります。 掲載されている一章は序の序。(もちろんレーベルがライトノベルですから仕方がありませんが)ここで苦手だなあと手を引いてしまう方は勿体無いですので、是非ご購読をお勧めします。 というのも、終盤になるにつれ描写はどんどん緻密になっていき、読み応えのある文章に変わっていく為です。特に宮水神社とかつての災害、そこを起点とした信仰の変化を紡…続きを読む

    君の名は。 Another Side:Earthbound(角川スニーカー文庫) - カクヨム
  • 異世界取材記 ~ライトノベルができるまで~(田口 仙年堂) - カクヨム

    ごく普通のラノベ作家が、取材の為に異世界に行くお話。 ……この文章だけで面白そうだと感じてしまうほど、題材が秀逸だと感じました。最初からニヤついてしまうようなストーリー展開とキャラクターたち。取材のために勇者や魔王の部下に話を聞きに行ったり、ゲテモノをべたり、魔法使いを捕まえたり。読んでいるうちにだんだん感覚が慣れてきて、いつのまにか突飛な取材方法でも、「ああ、取材のためなら仕方ないなぁ」と思えるように。 しかし、終盤では同行者についての衝撃の事実が発覚したり、取材どころではなくなったりと、ハラハラドキドキの冒険譚となっており、ただ単に取材するだけではない話の面白さがありました。 …続きを読む

    異世界取材記 ~ライトノベルができるまで~(田口 仙年堂) - カクヨム
  • The video game with no name(赤野工作) - カクヨム

    未来の世界の未来のゲーマーの語る未来のクソゲーたち。ハチャメチャなアイデアに満ちた未来のゲームを語りながら、そのゲームの背景としての未来の歴史、未来の風景も描写されていく。ゲームレビューという、読者への負荷の軽い文章形式で、バカSF、パロディSF、文明批評SFのような楽しさをしっかり味わうことができます。 そして、笑いながら読み進めていくにつれて浮かび上がってくるのは、語り手自身の、ゲームしか生きる目的を見出だせなかった一人の老人の、孤独な生涯。後半は、ゲームレビューがさながら闘病記のような様相を呈し始めます。 「人はなぜ遊ぶのか」「人はなぜ生きるのか」。そんな二つの問いを、架空のゲー…続きを読む

    The video game with no name(赤野工作) - カクヨム
  • あるアニメ製作スタジオの終焉について(高栖匡躬) - カクヨム

    日頃は、作のご愛顧をいただまして、誠にありがとうございます。 日、作に関係される方より、作の内容についてよい印象をお受けになられていない旨のご指摘を頂戴しました。 関わられた方々への敬意をもって書いていたつもりでしたが、配慮の足りなさを深く反省するとともに、ノンフィクションというものの難しさを実感しております。 まずはここに、ご不快な思いをなされた御関係者様に、お詫びを申し上げたく存じます。 いつの日か不備の無い形で、皆様に御高覧いただける日が来ますよう、研鑽いたす所存ですが、まずはここに一旦の休載をご報告させていただきます。 ここまでのご愛読、感謝いたします。 ありがとうございました。 また、いつの日か。

    あるアニメ製作スタジオの終焉について(高栖匡躬) - カクヨム
  • カクヨムをさらに盛り上げるたったひとつの冴えたやり方 - カクヨムをさらに盛り上げるたったひとつの冴えたやり方(みかみてれん(個人用)) - カクヨム

    アバターシステムを導入しましょう」 その一言に、会議の場はめちゃくちゃざわめいた。 壇上でプレゼンをしているのは、天才美少女と名高い編集者のマリー・アントワネットである。 彼女は若干十七歳でありながら、カドカワ社にてすでに敏腕編集者として名を馳せている逸材だ。ちなみにアイドル顔負けの美貌も持ち合わせている。 会議に参加しているひとりの編集者が手を挙げた。 「アバターシステムとは?」 「よくあるじゃないですか、モバゲーとかグリーとかで。ああいうやつです」 他の編集者が首を傾げた。 「でもそういうの表示するのってページが重くならないか?」 「大丈夫です。二兆円かけてサーバーを増設しました」 場がざわつく。 新米編集者が根的な問いを投げた。 「あの、アバターシステムって今さら目新しいとは思えないんですけど」 「もちろん考えております」 美少女編集者のマリーは胸を張った。 「アバターを飾り立

    カクヨムをさらに盛り上げるたったひとつの冴えたやり方 - カクヨムをさらに盛り上げるたったひとつの冴えたやり方(みかみてれん(個人用)) - カクヨム
    tengaar
    tengaar 2016/03/22
    さすがてれんセンセー、ギャグのキレがぱないです。短編なのでダレないで最後まで楽しめるのもよかったです
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