今年、男の夢をすべて叶えてくれる「ロボット」がついに市販された。米アビスクリエーションズ社が製造する「ハーモニー」だ。同社CEOのマット・マクマレン氏がこう語る。 「私は20年前から、本当の人間に見えるロボットを作ろうと考えてきました。ただ、それだけではビジネスとして成り立たない。 そこで思いついたのが、セックスとAIを組み合わせたロボットです。髪型やメイク、爪の形、目の色などを所有者の好みにカスタマイズし、そこに最先端の技術、つまりAIを使えば人間にかなり近いロボットができるのではないかと考えたのです」 ハーモニーは時々視線を動かしつつ、瞬きをしながら、唇を動かしてしゃべる。ユーザーの好みに合わせた性格の設定も可能で、会話を繰り返すことで、その内容も充実していくという。 セクサロイドに詳しいライターの高月靖氏が解説する。 「ハーモニーはまだ首から上しか動きませんが、中国のメーカーも開発に