内海桂子、数え年で96歳。 16歳で漫才の初舞台を踏んでから、まもなく80年。 「100歳まで、あと4年。わけはない」とおっしゃる現役最高齢の芸人で、その 矍鑠 (かくしゃく )※1たる姿は、みなさんご存じのとおり。 「え? その芸を知っているかって?」 おそらく読者のみなさんには、リアルタイムで「内海桂子・好江」の漫才を知らない世代もいらっしゃるかもしれない。 けれども、SNS時代の今、桂子さんの言葉はほぼ毎日タイムラインに流れてくる。 そう、桂子さんのツイッターはとんでもなくおもしろいのである。 ワハハ! と単純に笑う“おもしろさ”というのではなく、これまでの経験があるからこその機智(きち) ※2と、世間や政治への進言、なにより言葉の豊かさに魅了される人が続出で、フォロワー数は444,710人(*2018年3月13日現在)。 なんと45万人とはすごすぎる! 桂子さん本来の“芸”を知らず