まずはただ一人の完登という理想的なかたちで優勝したN田君、おめでとう!ユース・チャンピオンシップの時のモヤモヤはさぞ晴れたことでしょう。 ビデオを見ると、ここからが勝負どころというところで「レストするか、しないか」「レストできたか、できなかったか」が『完登できたか、できなかったか』の岐路となったように感じます。誰かさんは最後のところで左足を高く上げることに気づいていなかったという説もありますが。ただレストすることによりルートに対して心理的に有利になっていたら、追い込まれていなかったら、現場判断に余裕ができてハイ・ステップを咄嗟に思いついたかもしれません。 ただ、最近のコンペではファイナルで完登者が複数の場合、タイムで決める(完登に要した時間が少ない選手が上位とする)場合もあるようなので、一概に休んでばかりもいられないでしょうが。でも、レストできるところで確実に休むは、完登を目指す者の基本だ