ブックマーク / realsound.jp (3)

  • 欅坂46の近況やAKB48ドキュメンタリーなどから考える、アイドルの“疲弊”を物語化する危うさ

    2017年の8月は欅坂46にとってライブの月であった。前月にリリースした1stアルバム『真っ白なものは汚したくなる』を掲げての、全国6カ所11公演のアリーナツアーが8月いっぱいをかけて組まれ、またその合間には『TOKYO IDOL FESTIVAL 2017』『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017』『SUMMERSONIC 2017』といった大規模フェスへの出演も重ねている。常設劇場を持たない坂道シリーズにあって、欅坂46が急速にライブの経験値を積み重ねる夏になった。 一方、ライブが続くスケジュールの中で、特にセンターの平手友梨奈がコンサート中に途中退場あるいは欠席するなど、メンバーの疲弊が表にあらわれる局面も話題になった。それはデビュー直後から乃木坂46やAKB48グループの草創期を遥かに凌ぐ勢いで広く受容されてきたことに加え、平手を絶対的な中心に据えた表現を志向してき

    欅坂46の近況やAKB48ドキュメンタリーなどから考える、アイドルの“疲弊”を物語化する危うさ
    tortoisetaughtus
    tortoisetaughtus 2017/09/08
    “そうした、主体性をどこに求めるかという議論からは一旦独立させたうえで、なお考えるべきは「演者が追い込まれ疲弊するさま」がコンテンツの一部として消費されてゆくことのあやうさについてである。”
  • 先駆者テイ・トウワが憂う、ダンス・ミュージックの現在「『便利=最高』ではない」

    テイ・トウワが1年8カ月ぶりの9枚目のアルバム『EMO』をリリースする。高橋幸宏や小山田圭吾らMETAFIVEのメンバー全員のほかUA、高野寛、シュガー吉永、あの(ゆるめるモ!)など多彩なゲストを迎え、ミックスにゴウ・ホトダ、マスタリングに砂原良徳を配する完璧な布陣で、テイらしい歯切れがよくキャッチーで、しかも奥行きのあるエレクトロニック・ポップが展開されている。無駄なものは何も入っていないのに、豊かで広がりがある。時流に媚びないのに今の音になっている。カイリー・ミノーグを起用した旧曲のリメイクも見事な傑作である。 作の公式特設サイトでは筆者によるかなり詳細なアルバム・インタビューが掲載されている。制作の経緯やコンセプト、テーマなどはそちらをご参照いただくとして、ここではそこから少しはみ出して、ここ最近のテイの創作環境や意識の変化を辿りながら、彼の表現原理や彼のフォロワーともいうべき最近

    先駆者テイ・トウワが憂う、ダンス・ミュージックの現在「『便利=最高』ではない」
    tortoisetaughtus
    tortoisetaughtus 2017/03/26
    “今売れたい、今すぐ売れたい、来年になったらダサいと言われてもいい、と思って音楽を作ったことは一度もない”
  • 電気グルーヴが語る、楽曲制作の流儀「悲しみや怒りを無理やり同意させるのはカッコ悪い」

    3月1日、電気グルーヴがニューアルバム『TROPICAL LOVE』をリリースする。同作は、4年ぶりのオリジナルアルバムで、ゲストに夏木マリ、KenKen(RIZE、 Dragon Ash,、LIFE IS GROOVE)、トミタ栞らが参加した。 今回の制作にあたり、石野卓球とピエール瀧は3日間の合宿を行い、歌録り以外のほとんどを、Mac音楽制作ソフトGarageBandで作っていったという。そうして完成した『TROPICAL LOVE』は、電気グルーヴの“最高傑作”であると、以下のインタビューの中で石野卓球は語っている。2015年年末から2016年にかけて公開され、ファン以外からも大きな反響のあったドキュメンタリー映画『DENKI GROOVE THE MOVIE? 〜石野卓球とピエール瀧〜』を経た、今の電気グルーヴのモードとは。ふたりに話を訊いた。(編集部) 「間違いなく最高傑作だと

    電気グルーヴが語る、楽曲制作の流儀「悲しみや怒りを無理やり同意させるのはカッコ悪い」
    tortoisetaughtus
    tortoisetaughtus 2017/02/21
    “過去のものっていうのは、CDも売れていた時代だし、ファンの思い入れもあるとは思うけど、そういうのをいっさい抜きにして、単純に音楽のアルバムとして聴いた場合、これはあらゆる点で、間違いなく最高傑作”
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