かつて世界を席巻した日本のゲーム産業。「クールジャパン」の一つとして評価されているといった報道もあるが、海外のゲームクリエイターに言わせれば最近の日本のゲームソフトは「クソ」なのだそうだ。 確かに業界の売り上げは下降の一途を辿っている。このような酷評も出てしまうほど日本のゲームはダメになってしまったのだろうか。 日本市場に受け入れられることばかり考える コンピュータエンタテインメント協会(CESA)の調査によれば、ハード、ソフトを含めた家庭用ゲーム出荷金額は2007年が約2兆9364億円だったのに対し、2010年は1兆7974億円に激減。ソフトでは07年が国内約2886億円、輸出が約5600億円で、10年は同2590億円、同4114億円と下降線をたどっている。 任天堂の「ファミコン」から始まり世界を席巻してきた日本のゲーム産業。ソフトでは「マリオ」「ドンキーコング」「パックマン」「ポケモン
「戦国無双猛将伝」など49作品で特許権を侵害したとして、ゲーム会社「カプコン」が、製造元の「コーエーテクモゲームス」に約9億8千万円の損害賠償などを求めて提訴し、大阪地裁(山田陽三裁判長)で26日、第1回口頭弁論が開かれた。コーエー側は請求棄却を求めた。 訴えによると、カプコンは平成14年、別のソフトと組み合わせることでゲームに新たにキャラクターやシナリオが追加される機能や、敵のキャラクターなどの存在を振動で知らせる装置に関する特許権を取得。コーエーの作品には同様の機能があり、カプコンは「特許権の侵害に当たり、売り上げに大きく貢献している」と主張している。 少なくとも計約97億3千万円を売り上げたとし、それぞれ5~10%のライセンス料を請求し、一部作品の販売差し止めも求めた。
▲プロデューサー・北林達也氏。『バイオハザード0』ではプログラマーを担当。そのほかの代表作は『ぽかぽかアイルー村』、『ロックマン』シリーズなど。 HDリマスターを実現するには当時の空気を知っている者が必要 ――原作(ニンテンドーゲームキューブ版『バイオハザード』)が発売されてから12年が経過しましたが、なぜいまになってHDリマスター版が立ち上がったのでしょうか? 北林達也氏(以下、北林) じつは、これまでも原作のHDリマスターにチャレンジする試みは何度かあったんですよ。 平林良章氏(以下、平林) 12年前とはいえ、当時の技術力を限界まで引き出したクオリティーに仕上がっていたタイトルですから、簡単にはHD化に踏み出せませんでした。 北林 ところが今回はタイミングが非常によくて、小林(エグゼクティブプロデューサーの小林裕幸氏)から「平林がチームに入れそうなんだけど、やってみる?」と聞かれて、「
カプコンの大ヒットシリーズ『バイオハザード』の第1作目のリメイク版が、プレイステーション3、プレイステーション4、Xbox 360、Xbox One、PCにて待望のHD化。 1996年3月に発売された第1作『バイオハザード』。その第1作のリメイク版が、2002年3月に発売された。原作者みずからがイチから作り直したその完成度から「シリーズ史上、最も恐ろしい」との呼び声も高い傑作となっている。 そして2014年、その『バイオハザード』が、待望のHDリマスター版として登場する。原作の持ち味を損なうことなく、グラフィックやサウンドを高品質化し、インターフェイスなどを現代のプレイ環境に向けて最適化。リアルタイムで体験したプレイヤーにとっては、想い出以上に。また、初めて触れるプレイヤーには、シリーズ史上最恐の体験をお届けするという。 今回の記事では、原作での“圧倒的な恐怖”はそのままに、より精細に、か
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