現金3400万円を残して亡くなった高齢女性。警察も探偵も身元を明らかにできなかった「行旅死亡人」だが、遺品の印鑑に刻まれた「沖宗」という珍しい姓を手がかりに、私たちはついに女性の身元を特定した。(共同通信=武田惇志、伊藤亜衣) (前編はこちら) https://nordot.app/861908753767972864?c=39546741839462401 ▽全国に100人程度しかいない珍しい姓 インターネット上の情報では、「沖宗」姓は全国に100人程度しかいないという。沖宗家のルーツをブログで追究する広島県府中市の自営業、沖宗生郎さん(72)にメールで調査への協力を依頼すると、「私の親戚かもしれない人ですしね」と快諾してくれた。 まず、電話帳で調べた各地の沖宗さんに取材しつつ、生郎さんが持つ江戸時代からの系図とつなぎ合わせることで、沖宗一族の家系図を作成することにした。 その中に、よど
厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードにおいて、日本における抗体陽性率の調査結果が報告されました。 この結果からは、日本に住む約4人に1人、沖縄県の約2人に1人はすでに新型コロナに感染しているということになります。 今回の調査結果からは他にどのようなことが分かるでしょうか? 今回の抗体調査の概要は?今回の調査は、2022年11月に日本赤十字社で献血した16歳〜69歳の8260名を対象に、N抗体という抗体が測定されました。 新型コロナの抗体には大きくS抗体とN抗体の2種類があり、S抗体はワクチン接種をした人と感染した人のいずれも陽性になるのに対し、N抗体は感染した人だけが陽性になるものです。 今回は「過去に新型コロナに感染したことがある人」を調査することを目的にN抗体の測定が行われています。 日本の26.5%の人が過去に新型コロナに感染している2022年11月時点での日
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は1日(日本時間2日)、E組の日本がスペインに2-1で逆転勝ちし、決勝トーナメント(T)進出を決めた。1-1の後半6分に田中碧が2点目を入れた場面ついて、直前にゴールラインを越えていたのではないかと海外で論争に発展。2日(同3日)にFIFA公式が動画付きで「使用できる証拠では、ボールは完全には外に出ていなかった」と見解を示した。 【動画】「証拠では完全には外に出ていなかった」 FIFAが公式見解で公開した決定的瞬間の動画 後半6分、右サイドから堂安律のクロスがファーに流れたが、三笘薫がライン際から折り返し、最後は田中が押し込んだ。三笘の折り返しがゴールラインを割っていたかどうかVAR判定に。接地面がラインを越えていても、ボール自体が空間上のラインにかかっていればインプレーとなるため、ゴールに認定された。 決勝T進出を左右しただけに世界中のメディアや
日本―ドイツ戦では、ABEMA1日の視聴者数が1000万を超えた。今回のW杯が、配信と放送の考え方や楽しみを変えるきっかけになるだろう(写真/アフロ) 連日連夜、日本中を“楽しい寝不足”にさせているサッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会。その中継で名を上げたのが、無料で楽しめるインターネットテレビ局「ABEMA」だ。「移動中もスマホで楽しめる」「試合後も見られる」「全64試合視聴できるアプリがわかりやすい」と、人気が急上昇。日本代表が1次リーグの初戦で強豪のドイツに逆転勝利した日の1日の視聴者数が「1000万を超えた」とABEMAは高らかにアナウンスした。これまでW杯のような国際大会の中継は、テレビの独壇場だった。今回ABEMAがFIFAに支払った放映権料は200億円ともいわれる。“新しい未来のテレビ”を掲げるABEMAが設立した当初から藤田晋社長に取材してきたITジャーナリスト・西
実写、アニメなど完結後も話題が尽きない人気漫画『ゴールデンカムイ』。 明治末期の北海道・樺太を舞台にした、金塊をめぐるサバイバル・バトル漫画として有名な本作だが、人間離れしたクセのつよいキャラクターもその大きな魅力のひとつである。 今回は、パーソナルジムの店長でありゴールデンカムイのファンでもある野田航平さんに、ゴールデンカムイの「筋肉」について解説してもらった。 筆者作成。以降特記ない限り同。 ゴールデンカムイのキャラは明日にでもマッチョコンテストに出れる まいしろ(以下まい):今回はゴールデンカムイに登場するキャラクターの筋肉についてお聞きしていきます。 野田:まず、ゴールデンカムイって筋肉がないキャラクターがほとんどいないんですよ。全員、マッチョコンテストの前日みたいな体脂肪率です。 まい:常に仕上がってる状態なんですね 野田:プロのボディビルダーでも、コンテスト前の状態をずっと維持
2000年代の日本を代表するストライカーのひとり、久保竜彦(46)。破天荒な才能と評されながら、W杯本戦での出場は叶わなかった。現役時代の森保一・日本代表監督とプレーした経験もある久保は、カタールW杯、そして代表チームをどう見つめているのか。久保が暮らす港町・山口県光市室積を訪ねた。(取材・文:栗原正夫/撮影:殿村誠士/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部) 待ち合わせ場所の港に、“ドラゴン”はジャージ姿でゆっくりとママチャリをこぎながら現れた。 現役時代に日本人離れした身体能力を武器に“ドラゴン”の愛称で知られた元サッカー日本代表FW、久保竜彦。久保は、14年の広島県リーグの廿日市FCでのプレーを最後に38歳で引退。18年から、海岸の絶景とのんびりとした空気感に一目ぼれした山口県光市室積へ移住している。現在はサッカー教室やイベント出演で地方へ出向くこともあるが、週2日は「ドラゴン
「昔はプーチン大統領に悪いイメージがなかった。でも今は…」ウクライナ避難民の17歳少女が“ロシアの侵略”に思うこと から続く 【画像】“ウクライナ避難民の少女”ズラータ・イヴァシコワさん17歳の写真をすべて見る 「ズラータ、あなたは日本に行くのよ!」 2022年3月16日の朝、ウクライナのドニプロで暮らす当時16歳のズラータ・イヴァシコワさん(17)は、母親からそう告げられた。『 ウクライナから来た少女 ズラータ、16歳の日記 』(世界文化社)は、日本に憧れるウクライナの少女が、戦時下のウクライナから日本までの逃避行を描いた日記を元にした作品だ。 現在は日本語学校に通うズラータさんに、日本に興味を持った理由や、日本に来てからのこと、ウクライナと日本の違い、そしてこれからのことを聞いた。(全2回の2回目/ 1回目 から続く) ◆◆◆ 日本への関心を深めるきっかけになったもの――日本に来るにあ
神戸を舞台にした「花の降る午後」や平成ゴジラシリーズなどで知られる映画監督の大森一樹(おおもり・かずき)さんが12日午前11時28分、急性骨髄性白血病のため兵庫県西宮市内の病院で死去した。70歳。大阪市出身。自宅は同県芦屋市。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は妻聖子(せいこ)さん。後日、お別れの会を開く予定。 【写真】ゴジラへの思いを語る大森一樹監督 父親は医師で、芦屋市立精道中学、六甲高校を経て京都府立医大を卒業。在学中から自主映画を撮り、神戸の自主上映グループでも活動した。初めて16ミリで撮影した「暗くなるまで待てない!」は全国で上映されて注目を浴び、1977年にシナリオ「オレンジロード急行」が城戸賞を受賞。翌年、同作で商業監督デビューを果たした。 医学生の青春群像「ヒポクラテスたち」(80年)で評価を集め、中学の先輩・村上春樹さん原作の「風の歌を聴け」(81年)は神戸・阪神間でロケ
毎日映画コンクール男優主演賞やヨコハマ映画祭主演男優賞を受賞し、2022年に俳優生活61年目を迎えた寺田農さん。 数多くのテレビ、映画、舞台に出演し、映画『天空の城ラピュタ』(宮崎駿監督)のムスカ大佐の声を担当。吹き替えやナレーションでも知られている。 2021年には34年ぶりに主演した映画『信虎』(金子修介監督)が公開され、2022年12月16日(金)にDVDが発売。11月17日(木)には「生誕85年 実相寺昭雄メモリアル・コンサート2022~陰翳礼讃、夢中遊行」(自由学園 明日館講堂)に出演する。 1986年、寺田さんは映画『天空の城ラピュタ』(宮崎駿監督)のムスカ大佐の声を担当。2008年から2012年まで東海大学文学部特任教授を務め、映画史入門、現代映画論、演劇入門、戯曲・シナリオ論などの科目を担当した。そのときにも学生からムスカ大佐のセリフをリクエストされたという。 「若い人はみ
◇5日 J1第34節 神戸1―3横浜M(ノエビアスタジアム神戸) 今年7月の東アジアE―1選手権・韓国戦(7月27日)で右膝前十字靱帯(じんたい)断裂の重傷を負ったFW宮市亮(29)が”大役”を任された。横浜Mは敵地で快勝し、3年ぶり5度目のリーグ制覇を成し遂げた。試合後、宮市は、感激の面持ちでシャーレを掲げた。 優勝セレモニーに加わると、仲間たちに促されて“大役”を務めた。宮市は「(シャーレは)僕の想像以上に重かった」と歓喜の重みに浸り、シャーレを手渡した主将のMF喜田も「彼自身が報われる思いでいてくれたらうれしい」と喜んだ。 日本代表として臨んだ7月の東アジアE―1選手権で重傷を負って以降、プレーでの貢献はかなわなかったが、「自分の思いをみんなが背負って、ピッチで表現してくれた。みんながチームのためにやってくれたことが本当にうれしかった」と笑みが絶えなかった。
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