首都圏の私鉄やバス会社などでつくる「PASMO協議会」によりますと、モバイルのPASMOでも、午後6時20分ごろからアプリでのチャージがしにくいなどのトラブルが起きているということです。
「太陽フレア」と呼ばれる太陽表面の巨大な爆発現象が8日から10日未明にかけて5回連続して発生し、電気を帯びた粒子が10日夜にも地球に到達する見通しです。通信衛星やGPSなどに影響が出るおそれがあり、情報通信研究機構が注意を呼びかけています。 情報通信研究機構によりますと、8日から10日未明にかけて「太陽フレア」と呼ばれる太陽表面での爆発現象の中でも最大クラスに分類される、巨大な爆発が5回にわたって発生しました。 この「太陽フレア」によって、陽子などの電気を帯びた粒子が大量に放出されていて、早ければ10日夜にも地球に到達する見通しだということです。 このため、10日夜から数日にわたって通信衛星などの人工衛星やGPSの位置情報、それに短波の無線通信などに影響が出るおそれがあるとしています。 情報通信研究機構宇宙環境研究室の津川卓也室長は「この短い間で5回連続というのはとてもめずらしい。人体に影
JR東日本によりますと、運賃の支払いなどを行う「モバイルSuica」でアプリでのチャージがしにくくなるなどの障害が起きているということです。JR東日本は「サイバー攻撃を受けた可能性がある」として詳しく調べています。 JR東日本によりますと、10日午後5時半ごろから、運賃の支払いなどを行う「モバイルSuica」で、アプリでのチャージがしにくくなるなどの障害が起きているということです。 さらに、インターネット予約サービスの「えきねっと」でも、サービスが使いにくくなる障害が起きているということです。 JR東日本は「サイバー攻撃を受けた可能性がある」として詳しく調べています。 また、首都圏の私鉄やバス会社などでつくる「PASMO協議会」によりますと、モバイルのPASMOでも、午後6時20分ごろからアプリでのチャージがしにくいなどのトラブルが起きているということです。 一方、購入済みの定期券や駅の改
国債や借入金などをあわせた政府の債務、いわゆる“国の借金”は、ことし3月末の時点で1297兆円余りと過去最大を更新し、財政状況は一段と厳しくなっています。 財務省によりますと、国債と借入金、それに政府短期証券をあわせた政府の債務、いわゆる“国の借金”はことし3月末の時点で1297兆1615億円と8年連続で過去最大を更新しました。 去年3月末と比べた1年間の増加額は26兆6625億円となり、財政状況は一段と厳しくなっています。 昨年度は防衛費や社会保障費が増えたことに加え、ガソリン補助金や低所得者世帯への給付金など、物価高対策を盛り込んだ13兆円を超える補正予算を編成した結果、国債の発行が積み重なりました。 内訳は国債が1157兆1009億円、短期的な資金繰りのために発行する政府短期証券が91兆4993億円、借入金が48兆5613億円となっています。 今年度は予算総額が2年連続で110兆円を
インターネット上でのひぼう中傷の書き込みについて、SNSなどの運営事業者に対し、被害を受けた人への迅速な対応を求める改正法が10日の参議院本会議で可決・成立しました。 SNSなどインターネット上でのひぼう中傷の書き込みをめぐっては、被害を受けた人が削除を求める際に、申請窓口がわかりにくいなど事業者の対応が不十分だと指摘されています。 10日の参議院本会議で可決・成立した改正法では、一定規模以上の運営事業者に対し、書き込みの削除の申し出を受け付ける窓口を整備し、削除する判断基準を策定して公表することや、削除の申し出があった場合、14日以内の総務省令で定める期間内に削除するかどうかの結果を通知することなどを義務づけます。 対象となる事業者は、総務省が今後定めることになりますが、旧ツイッターのX、フェイスブックなどを運営するメタ、それにグーグルやLINEヤフーなどが対象になるとみられ、法律に違反
パートや派遣社員などが春闘の時期に合わせて賃上げを求める「非正規春闘」に取り組む人たちが記者会見を開き、一部の企業で賃上げが行われた一方で、半数近くの企業からは賃上げの回答が得られなかったと報告しました。 非正規春闘は、パートや派遣社員など非正規で働く人が集まり、春闘の時期に合わせて賃上げを求める取り組みです。 ことしは全国でおよそ3万人が参加して、これまでに107社に対して一律10%以上の賃上げを要求しています。 交渉状況について、実行委員会が9日、都内で記者会見を開き、これまでに107社のうち55%にあたる59社から賃上げの回答があったことを明らかにしました。 中には8%の賃上げを提示した企業もありましたが、平均すると3%から4%程度の賃上げにとどまっているということです。 さらに全体の45%にあたる48社からは、これまでに賃上げの回答は得られていないと報告しました。 また、実行委員会
海上自衛隊の基地で護衛艦をドローンで撮影したとする映像がSNSに投稿された問題で、防衛省は9日、実際に撮影されたものである可能性が高いとする分析結果を公表しました。 自衛隊の基地などではドローンを許可なく飛行させることが法律で禁止されていて、防衛省は、日本の防衛に重大な支障を生じかねないとして警備に万全を期すとしています。 ドローンで撮影したとする映像 中国の動画共有サイトに ことし3月、神奈川県の海上自衛隊横須賀基地に停泊していた護衛艦の「いずも」を、上空からドローンで撮影したとする映像が中国の動画共有サイトなどに投稿されました。 防衛省は、加工やねつ造された可能性も含め、映像の分析を進めてきましたが、9日、実際に撮影されたものである可能性が高いとする分析結果を公表しました。 護衛艦の形状や甲板に記された番号、植生などの周辺環境を総合的に分析した結果だとしていて、横須賀基地の上空を許可な
現在3つに分かれている成田空港の旅客ターミナルを、将来的に一つに集約する構想を示している成田空港会社は、新ターミナルに接続する新しい駅を作る案を示しました。 成田空港では、3本目のC滑走路を新設するとともに、B滑走路を延伸する計画が2029年3月末を目指して進められていて、利用客の大幅な増加が見込まれています。 こうしたことから成田空港会社は周辺自治体や国、有識者を交えた会議で検討を進め、現在3つに分かれている旅客ターミナルを段階的に一つに集約し、利便性や効率性を高める構想を取りまとめています。 6日、都内で開かれた会議で成田空港会社は、現在、鉄道でのアクセスに使われている2つの駅のうち第1ターミナルに接続している「成田空港駅」は将来的に廃止し、現在の第2ターミナルの南側が候補地となっている新ターミナルに接続する、新しい駅を作る案を示しました。 また、新ターミナルの延べ床面積は100万平方
インターネットを通じた番組などの提供をNHKの必須業務にすることなどを柱とする、放送法の改正案が、衆議院本会議で賛成多数で可決され、参議院に送られました。 放送法の改正案は、NHKの放送番組が社会生活に必要不可欠な情報として、テレビを持たない人にも継続的かつ安定的に提供される必要があるとして、インターネットを通じた同時配信と見逃し配信、それに番組関連情報の配信を必須業務にするとしています。 このうち、ニュース記事の文字情報をはじめとする番組関連情報は、番組と密接に関連があり、番組の編集上必要な資料に限定するとしています。 費用負担については、受信料を支払っている人は、追加の負担なく利用できるとしています。 一方で、スマートフォンやパソコンなどを持っているだけでは負担の対象とせず、公平負担の観点から、インターネットを通じてサービスが受けられる環境にあり、例えばアプリのダウンロードやIDの取得
先月、電動車いすを利用する女性が車いすのバッテリーの現物が確認できないことを理由に航空会社のピーチ・アビエーションの便に搭乗できなかったことをめぐり、会社が規程を見直したことがわかりました。書類などで安全確認ができれば、現物を確認できなくても機内で預けられるよう改めたということです。 先月5日、沖縄県の那覇空港で電動車いすを利用する女性が台湾に向かうピーチ・アビエーションの便に搭乗しようとしたところ、車いすのバッテリーがカバーの内部にあったため、会社が現物の確認を求める社内規程に基づいて機内で預かることはできないと判断し、女性は搭乗できませんでした。 これについて国土交通省は、航空法の基準では必ずしも現物の確認まで求めているわけではなく書類や口頭の申告での確認も可能だとして、航空各社に通知しました。 ピーチ・アビエーションによりますと、通知を受けて検討した結果、社内規程を見直し、原則、バッ
山形県南陽市の山林火災は発生から4日目となった7日も延焼が続いていて、自衛隊がヘリコプターによる消火活動を行っています。 今月4日の午後に発生した南陽市宮内の山林火災は6日も自衛隊や消防などが消火活動にあたりましたが消し止めることができず、延焼が続いています。 市によりますと、これまでに焼けた山林はおよそ137ヘクタールにのぼるほか、70代の男性1人が足にやけどを負ったほか、山小屋とトイレの2棟が焼けたということです。 市は住宅にも延焼するおそれがあるとして、現場近くの中川地区と宮内地区に住むあわせて148世帯410人に避難指示を出し、避難所を開設して避難を呼びかけています。 7日は雨で見通しが悪かったため消火活動を見合わせていましたが、その後、視界が回復し午前6時半ごろから自衛隊がヘリコプターによる放水を再開しています。 現場周辺の小中学校では大型連休明けの7日から通常どおりの授業を予定
昭和60年に廃線になった、倉吉市の旧国鉄の倉吉線の跡地を散策する催しが行われました。 この催しは、地元の観光協会が春と秋に毎月数回開いていて、5日は県内外からおよそ50人が参加しました。 明治45年に開業した旧国鉄倉吉線は、現在の倉吉市内のおよそ20キロの区間を結んでいましたが、利用者の減少などにより昭和60年に廃線となりました。 5日はこのうち、旧関金駅からのおよそ4キロを散策し、しばらくは線路跡がいまは県道として利用されている区間を歩きました。 このあと、今もレールが残されている区間にさしかかると、参加者はレールをじっくりと観察したり青空のもとで山並みと一緒に写真を撮ったりして鉄道が活躍していた時代に思いをはせていました。 倉吉市から訪れた50代の女性は「昔は当たり前にあったものがなくなった寂しさはありますがとてもいい景色でした」と話していました。
5日は「こどもの日」です。総務省によりますと、15歳未満の子どもの数は先月1日現在で1401万人と43年連続の減少となりました。 総務省の推計によりますと先月1日現在で、国内で暮らす15歳未満の子どもは、男子が718万人、女子が683万人のあわせて1401万人となっています。 去年と比べると33万人減っていて、1982年から43年連続の減少で過去最少を更新しました。 年齢別でみると、12歳から14歳は317万人、0歳から2歳は235万人となるなど、年齢層が下がるほど、数が少なくなっています。 また、総人口に占める子どもの割合も去年より0.2ポイント低い11.3%と過去最低となり、1975年から、50年連続の低下となりました。 一方、子どもの割合を都道府県別でみますと、去年10月現在で最も高いのは沖縄県で16.1%、次いで、滋賀県が13%佐賀県が12.9%などとなっています。 逆に最も低いの
フランスのパリでことし夏に開幕するオリンピックとパラリンピックで、トライアスロンなどの競技が行われるセーヌ川の水質改善に向けて巨大な貯水施設が完成しました。 2日、報道陣に公開されたのは、セーヌ川にほど近いパリ中心部の地下に建設された、直径50メートル、深さ30メートルの巨大な貯水槽です。 セーヌ川はことし7月に開幕するオリンピックと8月に開幕するパラリンピックでトライアスロンやマラソンスイミングなどの競技会場となっています。 しかし市によりますと、市内の下水施設が古いため、まとまった雨が降ると処理しきれない下水があふれて川に流れ込んでいるということで選手たちが泳ぐには水質の改善が必要だと指摘されてきました。 新たに完成した貯水槽は、競技用プール20杯分にあたる5万立方メートルの雨水などを一時的にためることができ、その後、時間をかけてポンプで下水処理場に送る仕組みで、5月にも稼働を始める予
石川県内灘町では、能登半島地震による液状化で一部の地域の下水道が壊れ、トイレが使えない状況が続いています。町は、詳しい測量や地盤の工事が必要になるとして、復旧までにはかなりの時間がかかるという見通しを示しています。 金沢市に隣接する内灘町では、地震によって地盤が大きく隆起したり沈んだりするなど、液状化の深刻な被害が出ています。 このうち西荒屋地区では、およそ60戸でトイレなどを使うことができなくなっていて、住民たちは、町が屋外に設けた仮設のトイレなどを使う不便な生活を余儀なくされています。 住民のひとりは「寒い時期は仮設トイレまで行くのも大変でした。これから暑くなってくるので、臭いや衛生面が心配です」と話していました。 また、別の住民は「電気などに問題はないので住み続けたいと思いますが、本当に不便でとても困っています」と話していました。 町によりますと、復旧にはかなりの時間がかかる見通しだ
比例代表九州ブロック選出の自民党の武井俊輔衆議院議員を乗せて秘書が運転していた車が先月宮崎県内の国道を制限速度を大幅に超えて走っていたことがわかりました。武井氏本人が旧ツイッターの「X」に投稿した車内の写真に速度計が写り込んでいたことから問題が明らかになりました。 武井氏は2日午後5時から宮崎県庁で会見を行い、問題の経緯について説明しました。 それによりますと先月28日の午前、武井氏が同乗し、公設秘書の男性が運転する車が宮崎県日南市の国道220号線で制限速度を31キロ上回る時速91キロで走行したということです。 この日は、支援者が出場するスポーツ大会の応援で県内を回っていて日南市での観戦を終えて宮崎市の会場に向かう途中だったということです。 武井氏は、後部座席に座り、走行中の車内を撮影して「X」に投稿したところ、2日後の30日になって、写真に写り込んでいた速度計を拡大した画像を引用して速度
将棋の八大タイトルの1つ「叡王戦」五番勝負の第3局が名古屋市で行われ、挑戦者の伊藤匠七段が藤井聡太八冠に勝ち、初めてのタイトル獲得に王手をかけました。一方、藤井八冠は1勝2敗となりタイトル独占の維持にあとがない状況になりました。 4連覇を目指す藤井八冠に同い年の伊藤七段が挑む「叡王戦」五番勝負は、2日、名古屋市のホテルで第3局が行われ、藤井八冠の先手で午前9時に始まりました。 対局は、終盤、両者とも持ち時間を使い切って、1手を60秒未満で指す「1分将棋」となる中、伊藤七段が次第に優勢に持ち込む展開となり、午後6時43分、146手で藤井八冠を投了に追い込みました。 これで2勝1敗として、自身初のタイトル獲得に王手をかけた伊藤七段は、対局のあと「負けそうな気がしていましたが、1分将棋になってからこちらにも勝つ手段がありそうな気もしていました。課題が残る内容だったので、しっかりと振り返って第4局
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