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ブックマーク / blogs.itmedia.co.jp/nagaichika (5)

  • ベートーヴェンをぶん殴る男:大人の成長研究所:オルタナティブ・ブログ

    人生には命を懸けなくてはいけない瞬間というのがある。 旧ソ連の政策上の問題で、西側に出ることが出来なかった「幻のピアニスト」と言われていたスビャトスラフ・ヒリテル(1915~1997)、45歳で満を持してのニューヨークデビュー。 そのとき弾かれた、ベートーヴェン作曲、ピアノソナタ第23番「熱情」。 それを、最近お亡くなりになった日最高の音楽評論家、吉田秀和さんは「ベートーヴェン自身のイマジネーションを超えている演奏」と評しました。 一世一代の勝負をかけたそのライブ録音は、首の皮一枚やっと繋がっているかのような、精神をギリギリまで追いこむ暴走寸前の演奏。 アメリカでは、大絶賛の嵐だったのですが、ミスタッチも多く、リヒテルはアメリカツアーの出来に満足していませんでした。 『評価に値しない』 と、後につまらなそうに語っています。 それでは、日はその演奏、ベートーヴェンの熱情ソナタより、音の良

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    tsuyok
    tsuyok 2012/07/11
    聴いてみよう
  • 全力で何もせず 全力で見守る:大人の成長研究所:オルタナティブ・ブログ

    私の教えているピアノの生徒さんが、ある日、大きな失恋をしました。 聴いていても辛い内容で、彼女も相当ショックが大きいのではないかと心配していました。 ある日突然、彼女はレッスンに来なくなってしまったのです。 レッスンには来ないのですが、時間は関係なく、メールや電話がかかってきます。最初のうちはグチや苦しみ、相手の態度を訴えるものでした。しかし、だんだんと彼女の様子がおかしくなってきたのです。精神のバランスを崩し、心の軋みが聴こえてきて、助けを求めているように感じられました。 私は、「これは大変だ。何とかして彼女を救いたい」と、そのとき思ったのです。 ちょうど知り合いに心療内科の医師がいました。 相談したところ、厳しく言われたのです。 「溺れる人を助けにいくようなものですよ。技術や体力のない人が救助にいけば一緒に溺れます。専門家の私でも1時間と時間を決めて会うのです。あなたにそれが出来ますか

    全力で何もせず 全力で見守る:大人の成長研究所:オルタナティブ・ブログ
  • 素晴らしい演奏をするための極意とは しばらく忘れて放っておくこと:大人の成長研究所:オルタナティブ・ブログ

    「この曲はしばらく3~4ヶ月弾かないでおくといいよ。」 リサイタルに弾く曲をこれから追い込もうと思っていたところ、そう師匠に言われたことがあります。私はそれまで、練習すればするほど良くなると思っていたので意外でした。 「音楽もワインと一緒で、長期間寝かせておくと熟成してくるということがある。」 「漬けておく曲と、練習する曲を分けると良い。長く置くともう一度弾くとき良い味が出てくるね」 「”あ、これは今は放っておいたほうがいい”そう感じるときが必ずあるから、そうなったらいったんやめて他の曲をやるか、他の事をやったらいいよ。それで、たまに味見をする。そうすると”飲み頃”が分かるようになってくるから。それが分かると面白くなってくるね。」 作品によっては「発酵臭」さえするほうがいいのもあります。ロシアの作曲家スクリャービン(1872~1915)なんかはそうです。 なぜなのか? 最初、この考えはあま

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    tsuyok
    tsuyok 2011/09/09
    同意。4か月までとは言わないが、1週間でも空けると違う。とはいえ、技術的には落ちちゃうから練習はしてないとだめだけど。
  • ラ・フォル・ジュルネが中止になった:大人の成長研究所:オルタナティブ・ブログ

    今や、GWになくてはならないクラッシックイベントとして定着している「ラ・フォル・ジュルネ」が中止になりました。 演奏家来日キャンセルのため、予定のプログラムを実施することが困難になったとして全有料チケットを払い戻すことになっています。 その代わり、5月3~5日に復興支援コンサートを開くことになりました。(2011/4/18 修正しました) 演奏家のキャンセルは、福島第1原発事故の国際原子力事故評価尺度がレベル7に引き上げられた12日以降急増したそうです。 レベル7といえば、あのチェルノブイリと同じレベル。 もし外国にいて詳しい状況が分からなければ、日に行くのをキャンセルする気持ちはよく分かります。 最初はレベル5であったところが、ここに来てのレベル7です。 大前研一さんライブによると「福島第一原発はスリーマイルより上のレベル7という判断をしてもよいのではないか。しかしその場合、チェルノブ

    ラ・フォル・ジュルネが中止になった:大人の成長研究所:オルタナティブ・ブログ
    tsuyok
    tsuyok 2011/04/19
    うーん、困ったもんだ。
  • 音楽は悩めるひとのためにある:大人の成長研究所:オルタナティブ・ブログ

    「コンサートのキャンセルが多くて困っているんだよ」 昨日、オーケストラ関係の人と話しをしていたときの言葉です。 コンサートやイベント、コンクールなども、中止や無期延期の連続です。 ミュージシャンにとっては、試練のときとなってしまいました。 2011年3月22日の日経「文化」に指揮者の山下一史さんが、仙台フィルでのリハーサルで地震にあった様子が記事になっていました。 仙台フィルの演奏会は6月まで中止となったのですが、その後、都市のインフラが整備されたら即座に再開というわけにはいかないようです。 ・・・・・(以下引用)・・・・・ 震災で受けた大きく深い傷が少しでも回復する兆しが見え、人々から求められる時がくるまで待つべきだと思っている。 でも音楽の出番は必ず来る。その時仙台フィルと地元との結びつきは、精神的な面でも今より一層強固なものとなっているだろう。 ・・・・・(以上引用)・・・・・ 音楽

    音楽は悩めるひとのためにある:大人の成長研究所:オルタナティブ・ブログ
    tsuyok
    tsuyok 2011/03/26
    現状は異常事態というのはあるが、復興しても回復する保証はない。このまま経済的に苦しくなったとしたら、音楽どころではなくなる。贅沢な趣味であるというのはわかっているが、やはり音楽は無いと私は困る。
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