イラスト、漫画、3DCG、2Dアニメーションの制作を手掛けてきた株式会社フーモア。ソーシャルゲームのカードイラストをメインに、最近ではプロモーションの一環として、ゲームを原作としたコミカライズを手掛けて成長してきた会社だ。その仕事ぶりにリピーターも多いという。 今回、代表取締役CEOでマンガ家でもある芝辻幹也氏と、マネージャー・プランナーである斉藤隼大氏にソーシャルゲームのコミカライズを中心に、フーモアのビジネスについてお話を伺った。 ■ソーシャルゲームのイラストから軌道に乗り、コミカライズを手掛ける ——まずは、フーモアさんがこれまでどのような事業を行ってきたのか、ご紹介をお願いできますか? 芝辻幹也氏(以下芝辻氏) もともと私が学生時代マンガ家を目指していたんですが、マンガで身を立てるのは難しいと感じ、一度マンガ以外の道に進みました。さまざまな業種の人たちと関わりたいと思いコンサルティ