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bookとscienceに関するtyosuke2011のブックマーク (2)

  • 『動物の賢さがわかるほど人間は賢いのか』 進化認知学、そして「唯一無二の人間」という見方からの脱却 - HONZ

    「動物の賢さがわかるほど人間は賢いのか」。ずいぶん挑戦的な問いかけであるが、書の内容もそれに負けず劣らず挑戦的である。 フランス・ドゥ・ヴァールは、ベストセラー『チンパンジーの政治学』といった著書もある、世界的に著名な霊長類学者である。そんな彼が書で試みていることはおもにふたつある。ひとつは、彼の提唱する「進化認知学」というアプローチを明らかにすること。そしてもうひとつは、「唯一無二の人間」という見方(ないし偏見)を克服することだ。 第一の点について、象徴的なエピソードから始めよう。テナガザルは樹上性の小型類人猿で、ヒトや大型類人猿とも近縁な存在である。だがそんなテナガザルが、かつて行われた認知テストで意外なほど成績がわるかった。そのテストとは、棒を拾い上げてべ物を引き寄せるという一見単純なものである。では、そんなテストでさえうまくパスできないのだから、テナガザルは「愚か」だというこ

    『動物の賢さがわかるほど人間は賢いのか』 進化認知学、そして「唯一無二の人間」という見方からの脱却 - HONZ
  • 東大を中退、起業した学習塾は経営難――。ベストセラーシリーズ「空想科学読本」は挫折から | ダ・ヴィンチWeb

    累計500万部突破のベストセラー『空想科学読』シリーズ。その最新刊は、角川文庫版としてその第2弾が発売となった。『ルパン三世』石川五エ門の斬鉄剣は何でも斬れるのか、『弱虫ペダル』巻島裕介のダンシング走法は当に速く走れるのかなど、厳選の傑作テーマ32を収録。その読みどころを、同シリーズの誕生秘話も合わせて、白衣がトレードマークの著者、柳田理科雄さんに伺った。 ■中学生の時代の議論が唯一無二のジャンルを生む 記念すべき第1作が刊行されたのが1996年。その後、シリーズ化され、ジュニア版も加わり、今年で21年目を迎える。ここまで続くとは夢にも思わなかったと、柳田さんは言う。それもそのはず。そのきっかけは、生活のための、いわば「苦肉の策」だからだ。 小学生の頃から「科学者」を夢見て、鹿児島の名門県立高校から東大理科Ⅰ類に進学する。しかし、大学との折り合いが悪く中退。その後、塾講師を経て、30

    東大を中退、起業した学習塾は経営難――。ベストセラーシリーズ「空想科学読本」は挫折から | ダ・ヴィンチWeb
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