▽関東大学ラグビー対抗戦(4日、国立競技場) 明大35(21―14、14―7)21早大 9年ぶりに東京・国立競技場で行われた早明戦は、序盤から主導権を握った明大が早大に35―21で勝利した。通算成績は明大の41勝55敗2分け。対抗戦全試合を終え大学選手権の組み合わせが確定。3位の早大は3回戦(11日・秩父宮)で初出場の東洋大と対戦し、勝者が2位の明大と準々決勝(25日)で対戦する。 早大は前半2、9、25分に3連続トライを許して劣勢に回った。ゲーム主将のCTB吉村紘(4年、東福岡)は「キックオフから相手の思うとおりの位置でセットプレーにしてしまった。苦し紛れにタッチに出すより、(敵陣深くにキックして)こっちのディフェンスで始めた方が相手にプレッシャーがかかっていたのでは」と試合運びを反省した。後半はパントを効果的に使って敵陣でのプレー時間は増えたが、なかなかトライには結びつけられなかった。