レガシーシステムの構築と保守を食いぶちとして生きてきた大手ITベンダーの代表格であるNECと富士通は、大規模な再編やリストラを余儀なくされてきた。デジタルトランスフォーメーション(DX)はいわば、大淘汰の開始を告げる新たな号砲だ。クラウドの普及やデジタル化の波を越えて生き残れる企業や人材とは――。特集『不要?生き残る? ITベンダー&人材 大淘汰』(全16回)の#3では、リストラの全貌と業界の再編未来図を余すことなく伝える。(ダイヤモンド編集部 鈴木洋子、竹田幸平) NTTデータ、NEC、富士通、日立に荒波! リストラ全貌と再編未来図を大公開! ITベンダーの業界に、「デジタルトランスフォーメーション(DX)」という名の大波が訪れている。ITベンダーとは、システム開発などを手掛ける企業で、大手にはNTTデータ、NEC、富士通、日立製作所などがある。 足元ではコロナ禍がデジタル化を後押しし、