積んで終わるのも人生だし、読んでみるのもまた人生。 というわけで今回紹介した積ん読本から、実際に2冊を読んでみました。 原宿の積ん読を読んでみる まずは「もらったから読めない」と主張していた、この本から。 読めましたか? 読んだよ。 …どうでした? いやどうもこうも… の読書レビュー 特にさしたる理由もなく、4年ほど積んでしまった本だったが、思い切って読んでみるとこれがめちゃくちゃ面白い。なんでもっと早く読まなかったんだ!? 18世紀に実在したトルコ人の姿をしたチェス指し人形・「ターク」を巡る冒険小説であり、「彼がどういう仕組みで動いていたのか?」を検証する謎解きミステリでもあり、ナポレオンやエドガー・アラン・ポーなど実在した偉人たちの人生がタークと絡む歴史ドラマでもあり、タークの存在が現在のAIと人間を巡る論争の先駆けになったというサイエンス・ノンフィクションでもあり、一冊で何度も美味し