2,3歳になると、こども同士、意欲やできることに 大きな開きができてきます。 親御さんの中に、不安やあせり、また優越感といったものが 生まれやすい時期です。 それで、さまざまな習い事に入れてみたり、 トレーニングしてあれこれ教えてみたりする方も増えてきます。 でも、この時期の子はとても大切な敏感期のさなかにあるので、 親の思いで好き勝手に振り回すと、後々まで、学習困難ややる気のなさにつながる場合があるので注意が必要です。 敏感期というのは、その部分の発達が目覚しく、子どもがそれを発達させる活動に非常に敏感になる時期です。 その時期を過ぎてしまうと、いくら訓練してさせようとしても、 なかなか身につきません。 現代は、幼い子の自然な発達を無視して、 子どもにいろいろなトレーニングをしようとする情報があふれています。 そのため、子どもそれぞれの敏感期が無視され、 一番伸びる時期にそれを伸ばさなか