満開のエゾエンゴサクとカタクリの花畑で、立ち上がって周りを見渡すエゾリス(北海道浦臼町で)=守谷遼平撮影 北海道 浦臼 ( うらうす ) 町の浦臼神社の境内で、「春の妖精」と呼ばれる草花の中にエゾリスが姿を見せ、写真愛好家らを引きつけている。 エゾリスが現れるのは、青色のエゾエンゴサクと紫色のカタクリの花が一面に咲く群生地。立ち上がったり、花の間を駆け回ったりする度にシャッター音が響く。小樽市のパート従業員の女性(37)は「童話の世界みたい」とニッコリ。浦臼町商工観光係によると、「春の妖精」の見頃は今月いっぱいで、エゾリスに会えるのは運次第という。