ブックマーク / ururundo.hatenablog.com (33)

  • 木炭紙のランプシェード - ururundoの雑記帳

    「二坪小屋」のランプシェード 「小屋」のそばに もっと小さい「二坪小屋」がある。 その名の通り 二坪ほどの空間で ここを訪れた人は なぜか「かわいい」と言う。 そこに吊るしてある照明の ランプシェードを新しくした。 木炭紙(デッサン紙)を 釣鐘状に切り 上を細い麻紐で固く縛っただけのもの。 京都に行った時に 画材屋で買った木炭紙を 前のシェードと同じ様に切り 同じように 上を細い麻紐で固く縛った。 カメムシ 蜘蛛 虫などの 黒い噴射液で汚れたランプシェードが オフホワイトの美しい物に変わった。 二坪小屋の窓から 木炭紙のランプシェードを通した光が 山奥の深い闇をポッと 照らす。

    木炭紙のランプシェード - ururundoの雑記帳
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    wakajibi2 2023/11/17
  • 今日思った事 - ururundoの雑記帳

    灰色の空がやって来て 冷たい雨が降った。 ざーっと通り過ぎた後に 青い空が広がった。 山の上に 小さな雲がぽっかりと浮かんでいるのが とてもいいなあと思った。 銀杏の葉が黄色に変わり 桜の葉が少し色づいた。 突然やった来た秋なので まだ 夏を引きずり 夏服の上に一枚一枚と重ね着している。 先日生けた 淡いピンクの大輪のダリアが テーブルの上で優しい。 後何日この花が 物に溢れた小屋を 明るさで包んでくれるのか。 そんな事も思った。

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    wakajibi2 2023/10/17
  • 雨と強い北風の一日 - ururundoの雑記帳

    今日は 雨と強い北風の1日だった。 冬の雨はとても冷たい。 小屋から一歩も外に出ず 窓から 風に揺れる木々の枝を見て過ごした。 雪の日でも マフラーを巻いて スマホをポケットに入れて 表に出るのに。 数日前 雪の上に落ちていた 枯れた木の花。 濡れたその茶色い花を持ち帰り 棚の上に置いた。 からりと乾いた茶色の花 乾いた茎を指で摘み くるりと回す。 今日の私がした 数少ない事の一つ。

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    wakajibi2 2023/02/14
  • 1月も もう半分過ぎた - ururundoの雑記帳

    1月16日 午後3時 狭い山間の村に住んでいる。 だから 平野や海辺より太陽は早く沈む。 今日も 白く輝く光を放ち 一足早く 山の向こうへ消えた。 夕焼けは 5時ごろ。 淡いピンクの小さな雲が ぽっかり浮かんだり オレンジ色の燃えるような雲が 西の空を染めたりと 太陽の 1日の終わりを 小屋から飛び出し 外で眺める日もある。 メルカリに2年前に出品したを 3日前に買ってくれた人。 今日 とても丁寧なコメントが届いた。 長い間買い手のなかっただった。 この勢いで 夕方の薄暗くなる前に 分厚い一冊のを写真に撮り メルカリに出品した。 1月も もう半分が過ぎた。 又 雪が降り 春になり 田植えが始まり・・・ ぼんやりしていると すぐに1年が過ぎる。 焦ってしまう。

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    wakajibi2 2023/01/18
  • 泉北ニュータウンのレモン - ururundoの雑記帳

    大阪府堺市泉北ニュータウンのレモン。 それが二個 姉からの荷物の中に入っていた。 堺市の山側 古墳もある丘陵地のニュータウン。 そこをレモンの街にしようというプロジェクトが 2014年に立ち上がった。 今 各家庭の庭 会社や施設にレモンの木が植わり 黄色のレモンの実がたわわに実る。 減農薬のレモンをたくさん育て販売し ジャムやお菓子を作っているらしい。 レモンの木が地中海や 日の温暖な地に育っている それはとても豊かな風景だ。 住宅地の家や会社の庭に植ったレモンの木々に たわわにレモンが実っているのは 意外性も相まって 私の心が喜んだ。 そのレモンがうちのテーブルの上に。 まだ青さの残るレモン。 黄色くなれば 蜂蜜入りの ホットレモンで飲んでみよう。 「檸檬(れもん)」という字も好きだ。 senboku-lemon.net

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    wakajibi2 2023/01/13
  • 冬至の日 - ururundoの雑記帳

    苔 今日は待望の冬至なのに 小豆もカボチャも柚子も用意出来ず 山盛りの天ぷらを揚げ 熱い天つゆで。 白菜と りんごと レーズンの フレンチドレッシングのサラダ。 貰った自家製の大根の麹漬けが パリパリと美味しい。 冷たい小雨は昼過ぎには上がり 外回りの整頓をした。 もうすぐ 雪で埋まる椅子や台 植物の植った植木鉢など シートを被せたり 軒下に入れたり。 遠くで飛行機の爆音が心地よく響く。 それを目で追う事も出来るが 音だけが飛び去る時もある。 長い間 静かだった南の空を 東から西へと飛行機が飛ぶ。 今日から 1日1日と日の入りが遅くなる。 ただそれだけの事だが嬉しい。

    冬至の日 - ururundoの雑記帳
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    wakajibi2 2022/12/23
  • 今日はこんな日 - ururundoの雑記帳

    ブルーベリーとマーマレードのクッキー シルバーグレーの軽バンが止まった。 京都の家と 実家の山奥の村とを行き来している 80代のネイティブ男性だ。 外の椅子に座って夫と話を始め 私は ほうじ茶とクッキーを出した。 1時間程の話が終わり 明るい青空の下 銀色の軽バンは 奥の集落に向けて ゆっくりと走り去った。 心臓にペースメーカーを入れてから 復活した Sさん。 元気だ。 じっと目を凝らさないと 見過ごしてしまう 赤い小さな花の群れは 水引草。 細い茎に ごま粒みたいな花が並ぶ。 日の入り前の 夕焼け空。 淡いピンクに染まった雲が 頭上に広がる。 数日後に 台風が来るのが嘘のようだ。

    今日はこんな日 - ururundoの雑記帳
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    wakajibi2 2022/09/20
  • 台風の過ぎ去るのを 身を伏せて待つ - ururundoの雑記帳

    見上げると 白い百日紅の花をつけた 重なる緑 そして 紛れもない青い空と白い雲だ。 夏の終わりの まだ 落葉には遠い 周りの木々と その間から差し込む 朝の光。 時間の経過と共に 青い空は 灰色に変わり 細かな雨が降り始める。 薄い白のカーテンが 開け放たれた窓から吹き込む風に 大きく膨らんで はためく。 夜が深くなり 夜に鳴く鳥や虫の声も 今は聞こえず 深夜のラジオの音楽に 山の木々の 風にうねる音が重なる。 明日 日海を 台風が通り過ぎる。 私のする事は? じっと身を伏せて その時を待つだけだ。

    台風の過ぎ去るのを 身を伏せて待つ - ururundoの雑記帳
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    wakajibi2 2022/09/06
  • 山間の一本の生活道路 - ururundoの雑記帳

    冬の雪の日。 まだ暗い朝から 除雪ブルドーザーは 大きな音と振動を響かせて 道路の雪を除いてくれる。 そして 春が来て 雪が溶け 道路は穴ぼこだらけの姿を現す。 その上を車で走るのは ガタガタ ガタガタとスキーのモーグル。 今日 その穴ぼこを アスファルトで埋める車が来た。 沢山の小さい穴から 大きいのまで。 長い時間をかけて塞がれた。 灰色のアスファルトに 新しい湯気の立つアスファルトの 楽しい模様。 道路脇の草地から 伏流水が染み出したり トンビの白い糞が模様をつけたり 蛇が長く横たわっていたり。 山間の 細長い一の生活道路だが 人と自然の共有の場でもあるのだな と 気付かされる時がある。

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    wakajibi2 2022/06/06
  • 福井 若狭町 - ururundoの雑記帳

    福井 若狭町 午前11時 昨日 5月の美しく晴れた日。 小浜への行き帰りの豊かな景色は 日の原風景を見るようだった。 稲の苗が 几帳面に植わった田んぼ その横には 明るい黄色の 刈り取りを今かと待っている小麦畑。 田んぼには 青い空と白い雲が映る。 多分 夏の終わりだと思う この辺りには白いそばの花が咲く。 私の住んでいる山間部の集落は 米を作るのをやめた休耕田に ススキがが生い茂り 限界集落をより寂しく見せている。 耕作放棄地に 麦を 大豆を そばを植えよう。 若い農業従事者が やりがいを感じる農業に。 を外国に頼るのを少しでも減らそう。 こんな声をメディアでも聞く様になった。 毎日の生活の中で 数分でも考えてみたい。

    福井 若狭町 - ururundoの雑記帳
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    wakajibi2 2022/05/25
  • 小浜(おばま)港で魚を買う - ururundoの雑記帳

    福井 小浜港 夫のチェーンソーの不具合で 小浜へ。 私も車に同乗した。 薪を作るのに常時使っているチェーンソー。 夫はまるでお医者さんに行く様に 具合が悪くなれば 小浜港のすぐそばの 木戸商会に行く。 車で約1時間少しの距離だ。 部品が壊れているのを取り替えてもらった。 ストレスが一気に吹っ飛ぶ。 私は港の水産市場へ行くのが目的で 新鮮で綺麗な連子鯛四尾 鰤の切り身4切を買った。 合計¥900。 連子鯛 腐っても鯛と言うが 新鮮な鯛の美しさは特別に感じる。 淡いピンク色 そして 透き通った目。 出刃包丁でガリガリと鱗を剥がし 内臓を取り出し 切り目を入れる。 生姜の薄切り 醤油 砂糖 少しの酒と水。 沸騰した所に滑り込ませ アルミホイルをかぶせ コトコトと 美味しそうな淡い醤油色になるまで炊いた。 ふっくらとした身と よく沁みた甘辛い醤油味。 素材の良さで 当に美味しく出来た。

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    wakajibi2 2022/05/24
  • ゴールデンウイークも終わり - ururundoの雑記帳

    輝く空と 強い北風 南風が続く。 新緑の木々は 白い葉裏を見せ 枝がしなる。 他府県ナンバーの車が行き交い サイクリングの自転車が列をなした前の道。 その騒がしさも今日で終わりだ。 ゴールデンウィークの前から 私は車で出かける用事が続き 忙しく過ごした。 往来に車から見える 藤の花の房 山の木々の間に 道路脇に 野生の藤は静かに風に揺れている。 今日夕方7時前。 トラツグミの鳴き声が まだ明るさの残る山に響いた。 もの悲しげな トラツグミの鳴き声。 聞き慣れた鳴き声だが 深夜に ヒーと聴こえると いつも耳をそば立ててしまう。

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    wakajibi2 2022/05/10
  • 青森のりんご - ururundoの雑記帳

    青森の友達からのりんご定期便。 40年余り欠かす事なく届く。 真っ赤に熟したりんご。 それを八つに切り分け 皮を少し残して剥く。 皮を剥く時に感じる 果汁の豊かさ。 指でつまんでべる時の 軽やかな感。 木の鉢に 何個も盛られたりんご。 岩木山の麓で育った 赤の色とふっくらした形は 暮らしの中の豊かさだ。

    青森のりんご - ururundoの雑記帳
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    wakajibi2 2020/12/12
    かつては兄から送られてきたリンゴ。転勤後は久しく貰っていません(泣 ふるさと納税で貰った信州リンゴと甲乙つけがたい、美味い。
  • 任天堂のカルタ(メンコ 面子) - ururundoの雑記帳

    子供時代 三条か四条か 記憶は定かではないが そこから発車する京阪電車の車窓から 必ず任天堂の看板が見えた。 カルタ 花札の任天堂だ。 11月の東寺弘法市で売られていた ヴィンテージ物のカルタを紹介しよう。 勿論 任天堂製だ。 (Google画像より) 敗戦後 アメリカ占領下の日で 子供がどの様に 国の戦後の占領を経験したか。 それを垣間見る カルタというよりメンコ(面子)だ。 当時の子供達は アメリカの兵隊さんに心酔し 最初に覚えた英単語は Hello  Gige me Chocolate  そしてJeep。 (Google画像より) ボール紙に紺で描かれたJeep  M.P これらのデザインを考えるのは楽しかっただろう。 焼け野原で 貧しかったが 戦争が終わった後の 混沌とした街の路地で 子供達が熱中した数々のメンコの中に アメリカ兵やジープのカードがあった。 (Google画像より

    任天堂のカルタ(メンコ 面子) - ururundoの雑記帳
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    wakajibi2 2020/12/08
    任天堂作品のゲーム性の高さは、この時代からの経験の蓄積なのでしょうね。
  • 淡いピンクと灰色の雲 - ururundoの雑記帳

    山の中の 川筋に沿って村がある。 そんな所に住んでいる。 空が狭い所だ。 降る様な星空も 月の移行も 雲の流れも その狭い空に描かれる。 梅雨の強い雨の合間の ほっと出来た日だった。 遅い日暮れに ドアを開けて表に出ると 北西の空に 淡いピンクと灰色の雲。 山の合間の 狭い空を ゆっくりと流れる 淡彩の雲。 それを見上げている人達への ギフトだと思う。

    淡いピンクと灰色の雲 - ururundoの雑記帳
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    wakajibi2 2020/07/10
    昨日同じやつ見たかも知れないww
  • 日常に戻る - ururundoの雑記帳

    40度近い暑い京都。 2週間の「通勤」が終わった。 京都タワーと対面の毎日だった。 出来た当時は京都の景観に合わないと 色々言われたものだ。 今や 旅の終わりに 遠く 巨大な蝋燭が見えると 「ああ、帰って来た」と誰しもがほっとする。 さて 今日。 北からの風が心地よい。 濃い緑の樹々の間を流れる雲は 西から東へ。 暑さで疲れた体は少しだるく 脳はやたらと眠いなぁと言っている。 小屋の周りの土は固く乾き 草は水を欲しがり 夕方になると律儀にヒグラシが鳴く。 そして夫と私は 涼しくなった夕方に 近江今津の鰻屋に出かけ 青い空に浮かんだ半月の下を 車を走らせ帰宅した。

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    wakajibi2 2018/07/24
    京都盆地の暑さは、湿度も相まって殺人的ですよね。
  • 活字を見ると・・・ - ururundoの雑記帳

    私の住む所はかつての村で 人口は約2500人。 限界集落のモデルの様な所だ。 そんな村の中心地 私が「ミッドタウン」と密かに言っている所に 立派な図書館がある。 私はここで映画雑誌や美術雑誌等と共に 活字、つまり、小説やエッセイ、評論みたいなのを 毎回借りて読んでいる。 春の日差しと風が 余りにも気持ちがいい日々。 活字を見ると、ほらね、居眠りが始まる。 芽吹きの葉っぱの木漏れ日の キラキラと影も楽しい5月の始まりだ。

    活字を見ると・・・ - ururundoの雑記帳
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    wakajibi2 2018/05/03
  • 琵琶湖への愛を語りたい - ururundoの雑記帳

    琵琶湖西岸 北 新旭野鳥観察センター もう一度 琵琶湖への愛を語りたい。 先日、チャックのレクチャーで行った 新旭の野鳥観察センター辺り。 そこは湖西の北。 湖岸も、生えている樹々も 人の手は入っていない。 もしくはそれに近い。 美しい樹形 それが強い風に倒されていても。 そして その樹々の下に春の草が花を咲かせている。 霞む対岸の山。 穏やかな湖面に映る樹々。 「おお、コンスタブルの世界だ!」 滋賀県の半分は占めているだろう琵琶湖。 この湖があるから不便であり だから開発の進み具合が遅かったり。 真っ当な風景を見たい時 自然が残された水辺に 水鳥が集うこの場所へどうぞ。

    琵琶湖への愛を語りたい - ururundoの雑記帳
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    wakajibi2 2018/04/25
    昔は海上(湖上)通商で栄えたんですけどねー。今となっては・・・
  • 琵琶湖東岸の春 - ururundoの雑記帳

    琵琶湖東岸 琵琶湖の東岸も春の盛りだ。 麦畑の緑の広がり。 花びらが散った後の葉桜の並木。 気持ち良さそうなマンションの前 一列に咲いているピンクと白のハナミズキ。 そして 綺麗に刈られた草原に並ぶ メタセコイアの芽吹き。 黄砂で白く煙っている比良山は この間迄厳しい顔をして雪を冠っていた。 春は景色までやさしい。 芽吹きの緑は 目に心に飛び込んで来る。

    琵琶湖東岸の春 - ururundoの雑記帳
    wakajibi2
    wakajibi2 2018/04/20
    私が知っている琵琶湖東岸でこんな綺麗なところ無いよー。撮り方が上手いのかな。
  • ぬくぬくのネコヤナギ - ururundoの雑記帳

    どんなに風が吹いたって 冷たい雨が降ったって 「ほら ぬくぬくの僕の衣を見て!」 と、自慢げなネコヤナギ。 山桜が咲く頃には 厚い衣を脱ぎ捨て 淡い緑の葉っぱの薄衣に変わる。 それはまるで 青年になる前の まだ首の細い少年の様だ。 一生のうちで 一番美しい時だとも知らず 呑気そうにして・・・

    ぬくぬくのネコヤナギ - ururundoの雑記帳
    wakajibi2
    wakajibi2 2018/03/17
    ぬこヤナギ・・・いや、なんでもないです(-_-;)