10月5日、ブルーコートシステムズは「iPhoneによる企業ネットワークへの影響」と題したメディアアドバイザリを発表した。 これは10月4日(米国時間)の「iPhone 4S」発表でも大きな注目を浴びたアップルのiPhoneが、ネットワークと基幹業務アプリケーションに与える影響を調査したレポートだ。 まず、ソフトウェアのダウンロードによる影響だ。iTunesやiOSの更新プログラムは、1ユーザーあたり800MBの負荷をネットワークにもたらすという。そして前提として、ダウンロードの7割は、更新プログラムが提供されてから48時間以内に発生すると考えられている。 この前提で、従業員1500人の企業で、その半数がiTunesを使用し、2割がiPhoneを使用中/使用予定と仮定する。つまり、iTunesユーザーが750人、iPhoneユーザーが300人だ。この場合、合計の負荷は270GBにもなる。