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ブックマーク / m-hiyama.hatenablog.com (9)

  • 「フローチャート」騒ぎ、もう少し頭使って考えてみようよ - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)

    割と最近、次の記事がブックマークと注目を集めたようです。 若手プログラマー保存版!フローチャート徹底解説と作成カンニングペーパー 見る前に予想したように、「何言ってんだ!? コイツ」「アホかバカか」的な扱いでしたね。雰囲気としては、「ホメオパシー効いたよ、マジおすすめ」という類の記事への反応と似たようなものです。 ブックマーク: http://b.hatena.ne.jp/entry/it-koala.com/flowchart-2241 上記「フローチャート徹底解説」記事は、特段に酷いとは思いませんが、かといってたいして役立ちそうにないし、反感を買いそうな記述もある*1ので、記事を擁護する気はありません。しかし、フローチャート自体は強く擁護してきたので、ここでまたフローチャート擁護論を展開すべきかな、… と思わなくもないですが、あんまり乗り気じゃない -- 言いたいことは過去にほぼ書き尽

    「フローチャート」騒ぎ、もう少し頭使って考えてみようよ - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)
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    wata_d 2016/12/26
  • もうGitは怖くない: 自信を持って使いたいあなたへ - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)

    2014初頭に書いた「WindowsにおけるGit利用環境は整った: Git for Windows と SourceTree for Windows」の最後の文: ブランチは、Gitのなかで最も重要でありながら最も分かりにくい概念でしょう。表面的な言葉に騙されず、先入観を持たず、SourceTreeの視覚的表示(樹形図)の力を借りながら学習するのが、理解への一番の近道です。 そんへんの詳しいことはまたの機会に述べるかも知れません。 1年半以上たってしまいましたが、「またの機会」がやって来ましたよ。ええ、Gitの説明をします、ブランチを中心に詳しく。 「基礎編」と「ブランチ編」で2回に分けようかと思ったけど、長大な記事として一挙公開。これからGitを使う人が対象ではありません。Gitが何をやっているのか、自分が何をやっているのかイマイチ自信が持てない方向けです。 ブランチやマージって、なん

    もうGitは怖くない: 自信を持って使いたいあなたへ - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)
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    wata_d 2015/09/28
  • すごいグラフ処理ライブラリNetworkXの使い方 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)

    NetworkX(http://networkx.lanl.gov/ 、https://networkx.lanl.gov/trac/wiki)*1は、なかなかにすごいPythonライブラリです。ここで言っているNetworkは、実際の通信ネットワーク(のモデル)に限らず、グラフの辺に重さ(weight)と呼ばれる値を割り当てた構造です。重さを考えないときは、全ての辺に同じ重さが付いているとすればいいので、普通のグラフも扱えます。つまり、NetworkXを使ってグラフに対するさまざまな処理ができるのです。 内容: 例題: コールグラフ 有向グラフの表現方法 NetworXを使ってみる 推移的閉包を求める 例題: コールグラフ 関数のコールグラフを扱ってみたいと思います。例えば、次のJavaScript関数を考えます。 function foo(x) { if (x < 0) { retur

    すごいグラフ処理ライブラリNetworkXの使い方 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)
  • 「マイクロシーベルト/時」という単位のこと、心配なら自分で計算してみよう - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)

    この「キマイラ飼育記」の読者は、コンピュータ屋さんが多いと思うので、今回の記事の内容に関して「なにも今さらそんなことを」と感じるでしょうが、掛け算もしない人が実際にいそうなので、あえて書いたものです。文系だ理系だとか、そんなことじゃなくて、ほんとに基的な理科教育をなんとかしないと今回みたいなとき困るんじゃないの? と思います。 説明するのが難しい/メンドくさいと思ったとき、この記事が多少のお役に立てれば幸いです。 放射線量に関することですが、「政府やNHKは数字のマジックでごまかしている」とか「自然放射線を考慮してない」とか「一瞬の被ばくと長期間の被ばくの違いを無視している」とか色々なご意見(?)があるようです。ほんとにごまかしているのか、真実の値がどの程度なのか、加減乗除さえできれば計算できるので、とりあえず計算してみませんか。 内容: 僕も知りませんでした、シーベルト マイクロとミリ

    「マイクロシーベルト/時」という単位のこと、心配なら自分で計算してみよう - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)
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    wata_d 2011/03/17
  • フローチャートからマゾ・テストまで - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)

    http://twitter.com/ckuwata/status/4939817655 : 檜山さんとのミーティングは半分〜 1/4ぐらいは計算機科学の講義なのだが、今日は圏論とデータフローダイアグラムと「真のフローチャート」と「真の goto」についてだった。関連する論文を見つけたので読んでるが、 160p 近い英語論文で早くも泣きが入りつつある。 Kuwataさんが謎のような言葉をつぶやいているのだけど …… フローチャートとgotoについては、「イヂメられて石投げられるから人に話しちゃダメだよ」と言っておいたんだけどなぁ。まーいいや、この機会に述べておこう。おおっと、石投げるのはちょっと待ってよね。 内容: 口にしただけで忌み嫌われる フローチャート研究の歴史(断片) フローノミアルとネットワーク gotoと圏論的なオペレータ 僕の動機と根拠 マゾ・テスト 構文の問題とかナニヤラ

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    wata_d 2009/10/19
  • 福井市の小学生が驚くべき発見 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)

    たまたま目にした論文に面白いことが書いてありました。 随分と昔(1976年)のことらしいのですが、福井県福井市中藤<なかふじ>小学校の先生が、「図形の周囲の長さから面積は求められないし、面積から周囲の長さも求められない」ことを子供達に納得してもらうために、次のような宿題を出したんだそうです。 次の図の「S」と書かれた四角は正方形のタイルです。このタイルの一辺の長さを単位として測ることにして; 図形(a)の周囲の長さは16、面積は16です。たまたま長さも面積も16でしたが、これで法則性があると早とちりしてはいけません。(b)から(e)までの周囲の長さと面積も求めてみなさい。 驚くべきことに、先生の意図に反して、とある子供が“周囲の長さと面積の関係”を発見してしまったというのです。 この子の発見は、その前年(1975年)出版の論文集(University of Tokyo Press)に公表さ

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    wata_d 2008/02/08
  • いまさらながらだけど、オブジェクトとクラスの関係を究めてみようよ - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)

    オブジェクトとクラスの関係について、次のような説明を見かけました(文言の引用ではなくて、檜山による要約)。 オブジェクトとクラスは全体としてツリー構造をしていて、ツリーの末端をオブジェクト、末端以外のノードをクラスという。末端であるオブジェクトは、その親ノードであるクラスのインスタンスと呼び、クラスどおしの親子関係を継承関係と呼ぶ。 うーむ、この説明、ある意味「簡潔でわかりやすい」とも言えるのだけど、ちょっと単純化し過ぎでしょ。 オブジェクトやクラスの概念て、そんなに美しくもなきゃ、整合的でもありません。実用性やら実装上の都合やらでゴチャゴチャですがね。しかし、そのゴチャゴチャが悪いともいえません。ゴチャゴチャを無理に単純化することなく、必然性を持った(幾分は偶発的だけど(苦笑))複雑さとして理解すべきかと思います。 というわけで、メタクラスやレイフィケーション(reification)な

    いまさらながらだけど、オブジェクトとクラスの関係を究めてみようよ - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)
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    wata_d 2008/01/09
  • 状態遷移機械と非決定性遷移 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)

    ソフトウェアシステムを状態遷移機械(state transition machine)によってモデル化することは、やっぱり非常に大事なことだなー、と感じたりする今日この頃。んで、状態遷移の話をしようかな、という気分になりました。続き物にはしませんが、散発的に何回か書くと思います(たぶん)。 内容: 空間と運動 アルファベットと遷移 実例:カウンター 非決定性遷移 非決定性の事情 ●空間と運動 あるシステムが取り得るすべての状態の集合を状態空間と呼びます。「空間」という言葉を使ったいきがかり上、個々の状態のことを状態点と呼ぶこともあります。例えば、onとoffのスイッチなら{on, off}が状態空間です。 「取り得るすべての状態」は、現実的というよりは“概念的に”取り得るすべての値のことです。例えば、理想的な温度計を考えて、摂氏により計った実数値を“状態”と考えれば、S = {x∈R |

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  • 檜山正幸のキマイラ飼育記 - 世界で一番か二番くらいにやさしい「モナド入門」

    気まぐれと偶然となりゆきで、ここ2,3回はモナドを話題にしました。googleで「モナド」を引いてザッと眺めると、「モナドはむずかしいー」とか「モナドで挫折した」みたいな雰囲気が感じられて、説明芸人の血が少し騒ぎましたね。「なら、予備知識ゼロでモナドの説明をしてやろうじゃねーか」と。 タイトルはだいぶ煽っちゃった…… けど、ハッタリじゃないつもり…… けど、実際はどうかな? ※印刷のときはサイドバーが消えます。 内容: とりあえず、あたりさわりなくモナドの来歴を紹介する こんな課題を考えてみよう:副作用付き計算 カウントアップする関数達 カウントアップしたい意志を戻り値で伝える それでは、いったい誰がカウントアップをするのだ 関数の引数の型をCountup型にまで拡張する そして、これがモナドだ とりあえず、あたりさわりなくモナドの来歴を紹介する 今からここで説明する「モナド(monad)

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