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ブックマーク / number.bunshun.jp (14)

  • 「髪の毛を切ってから、出直してこい」というヤジも…今夏甲子園の“非坊主”校、慶應高監督が明かす“高校野球の嫌いなところ”「皆、甲子園中毒になっている」(森林貴彦)

    青春の押し付け問題 大人が選手を自分好みのストーリーに当てはめようとする、いわば、青春の押し付け問題。これも高校野球が抱える、そして解決していかなければならない大きな課題の一つです。高校野球はシンプルに言えば、高校生がただ野球をやっているだけですが、真夏の風物詩やお祭りのように捉えている人が多く、もはや非常に巨大なエンターテインメントとなっています。新たなヒーローの出現や感動的なゲームを望むファンがいて、また、それを売り込んでいこうとするメディアの存在もある。そこで過剰に膨らまされたドラマに、それを望むファンが喜んでいつく。こうした土壌が高校野球にはあると思います。 そしてそれを支えているのが、春と夏の全国大会が公共放送で全試合生中継され、その面白さを全国民レベルで共有できてしまうところなのです。一部からは「試合が面白いのだから、いまのままでいいじゃないか」という意見も聞かれますが、それ

    「髪の毛を切ってから、出直してこい」というヤジも…今夏甲子園の“非坊主”校、慶應高監督が明かす“高校野球の嫌いなところ”「皆、甲子園中毒になっている」(森林貴彦)
  • テニスの魅力を増幅する「修造さん」。的確な分析解説と、プレー中の沈黙。(生島淳)

    テニスの全豪オープンは男子がノバク・ジョコビッチ、女子がセリーナ・ウィリアムズの優勝で幕を下ろしたが、大会期間中、私には連日楽しみにしていることがあった。 松岡修造さんの解説だ。 昨年11月のツアー・ファイナルではテレビ朝日系列の解説を担当し、その冷静な分析力と情熱がいい形でブレンドされていると感じていたが、2週間に及ぶグランドスラムになると、より個性が明快に表現されていた。 今回、私が強く印象を受けたのは次の3点である。 ・的確なメンタル分析 ・たった1球で流れが変わるテニスの恐ろしさ ・スポーツ中継の「基」を押さえている 選手の心理をひも解き、試合の展開を解説する。 選手のメンタルがプレーにどう影響するのか。松岡さんの分析がもっとも威力を発揮したのが、決勝のジョコビッチ対マレー戦だった。 第1セット第6ゲームが終わり、ジョコビッチが4-2とリードし、自分のサービスゲーム。しかし15-

    テニスの魅力を増幅する「修造さん」。的確な分析解説と、プレー中の沈黙。(生島淳)
    wbbrz
    wbbrz 2015/02/09
    松岡修造の解説も好きだけど、たとえば福井烈の解説に比べて「優れている」とは別に感じない。ただ、あの暑苦しい松岡がテニスのし合い解説になると冷静になるギャップは面白い。
  • ドイツ代表が10年続けた“肉体改革”。「体幹」を超えた「ムーブメント」とは?(木崎伸也)

    ドイツ代表がブラジルW杯で優勝できたのは、2000年にドイツサッカー協会が始めた「育成改革」、2004年に就任したクリンスマン前監督による「組織改革」、そして現監督のレーブによるピッチ内の「戦術改革」があったからだ。三者はそれぞれ古い概念を破壊し、イノベーションを起こした。 ただし、優勝に貢献した“改革”はそれだけではない。クリンスマンによってアメリカから呼び寄せられた『アスリーツパフォーマンス』による「肉体改革」の影響も大きかった。 『アスリーツパフォーマンス』は、1999年にアメリカ人のマーク・バーステーゲンが立ち上げたジムで、アメリカンフットボール、バスケットボール、野球、テニスなど、あらゆるアスリートの肉体強化を担っている。事や生活の指導を行なうのも特徴。現在は『EXOS』という名前に改名された。 レーブ、クリンスマンの下で働く日人トレーナー。 その最先端のジムに所属している日

    ドイツ代表が10年続けた“肉体改革”。「体幹」を超えた「ムーブメント」とは?(木崎伸也)
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    wbbrz 2014/10/30
  • 恐ろしく密度の濃いストレート負け。ナダルにあり錦織圭に無いものとは?(秋山英宏)

    「(メジャー大会で身体に)痛いところもなく戦えたことは、昔はなかったこと。身体が強くなっているのを感じています」と試合後にコメントした錦織。 恐ろしいほど密度の濃いラリーだった。 全豪オープン4回戦、第16シードの錦織圭は、男子ツアー随一のストローカー、第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)に真っ正面から打ち合いを挑んだ。 両者の前回の対戦は昨年の全仏オープン。全仏のレッドクレー(赤土)と全豪のハードコートでは、ボールの弾み方が大きく違う。ハードコートの特徴である球足の速さを生かすために、錦織は速攻を仕掛けた。一方のナダルも全豪のコートにプレーを適応させて、いつもより低い弾道の速いボールを繰り出してきた。 両者が放つボールの速さ、深さと角度、そして動きのスムーズさが尋常じゃない。思い出したのが、このロッド・レーバー・アリーナ(全豪のセンターコート)で何度も見てきたナダルとノバク・ジョコ

    恐ろしく密度の濃いストレート負け。ナダルにあり錦織圭に無いものとは?(秋山英宏)
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    wbbrz 2014/01/21
    まだ壁がひとつある感じだった。でも、BIG4の次のレベルにはもう届いている。凹まずに頑張って欲しいところ。
  • 入場は最後尾、FKはテコでも動かず。ミランでも“オレ流”を貫く本田圭佑。(木崎伸也)

    ミランの練習場を去る田圭佑。セリエAでは、練習はほぼ非公開で行なわれる。短い期間でチームとの相互理解を深めるには最適な環境と言えるだろう。 ようやく田圭佑に、いつもの日常が訪れようとしていた。 イタリアでの初ゴールを決めた翌日、ACミランの練習場『ミラネッロ』は不思議な静けさに包まれていた。セードルフ新監督の練習初日を報じようと、イタリアメディアはたくさん駆けつけていた。だが、その一方で、出口で待つ日メディアは、『スポーツニッポン』の通信員と、自分しかいなかったのだ。 どうやら田も、それを車の中から確認したらしい。もうカメラに取り囲まれる心配はない。田を乗せた車はゲートから少し出たところでゆっくりと停まり、ファンサービスに応じた。 ハンドルはイタリア人の運転手が握り、田は後部座席の右側に座っていた。スモークがかかった窓が下りると、鮮やかな金髪が浮き上がり(イタリア到着時は銀髪だ

    入場は最後尾、FKはテコでも動かず。ミランでも“オレ流”を貫く本田圭佑。(木崎伸也)
  • 「サッカーやるなら勝ちたいでしょ?」松井大輔が現代表に向けて語ること。(寺野典子)

    シーズン前のバルセロナとの親善試合では先制点をアシストするなど、グダニスクでもチームの中心として攻撃のタクトを振るっている。 2010年6月14日。ワールドカップアフリカ大会初戦のカメルーン戦で、貴重な決勝ゴールをアシストした男は、その後、ロシアのトムスク、フランスのグルノーブル、ディジョン、ブルガリアの首都ソフィアでプレーし、今年夏、ポーランドのグダニスクへと辿りついた。そして今季は開幕戦で2ゴールを決めるなど、チームの支柱として活躍している。 「当に時間が経つのは速いよ。日々成長する子どもを見ていると、時間を大事にしなくちゃいけないと強く感じるんだよね」 試合翌日の午後、遅いランチをとりながら松井大輔は目を細めた。 ブルガリアでね、選手の視察に来ていた岡田(武史)さんと会ったんだ。久しぶりに話をしたんだけど「なんで俺だったのか?」と聞いてみればよかった。 前回のワールドカップ予選が

    「サッカーやるなら勝ちたいでしょ?」松井大輔が現代表に向けて語ること。(寺野典子)
  • 川崎宗則、青木宣親が高評価の理由。“Quality At Bat”という新潮流。(菊地慶剛)

    メジャー2年目、ブルージェイズ所属の川崎宗則選手。ここまで打率.237と数字は振るわないが、出塁率.331、長打率.319、四死球34とチームのために徹して打席に立っていることがよくわかる。 9月中旬のこと。岩手県の高野連と同野球協会審判技術委員会が協議を行ない、「2ストライクに追い込まれてから打者が故意にファウルを狙った場合は、スリーバント失敗でアウトにすることを確認した」というニュースが目に留まった。 夏の甲子園で物議を醸した、花巻東高の千葉翔太選手の「カット打法」に関連した決定であることは明らかだった。 元々岩手県予選(もっと厳密に言えば大会の準々決勝)まで注意すら受けていなかったカット打法が、上層部の間できちんと議論、検証されることなく、トップダウンでなし崩し的に違反行為とされてしまう措置は、何とも釈然としない。 そこでこの件に関して、メジャーの視点から考察してみたいと思う。 “

    川崎宗則、青木宣親が高評価の理由。“Quality At Bat”という新潮流。(菊地慶剛)
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    wbbrz 2013/09/28
  • 中田英寿 日本代表への提言(Number編集部)

    コンフェデ杯にアジア王者として臨んだ日本代表は、1次リーグ3戦全敗で 世界トップレベルとの“差”を見せつけられる結果に終わった。 彼らの闘いぶりは、この男の目にどう映ったのか――好評発売中のNumber831号「徹底検証3戦全敗~諦めるのか、それでも優勝を狙うのか~」に中田英寿氏が特別寄稿した。 今回Number Webでは、その独占手記『日本代表への提言』で中田氏が どのような主張をしたのかに注目し、その抄録を特別配信することにした。 《チームとして何をしたいのか意図がまったく見えない、残念な試合だった。このブラジルまで彼らは何をしに来たのかという疑問すら頭をよぎるような戦いぶりで、試合を通して、日というチームがピッチにいなかったように感じてしまうほどだった》 (Number831号「特別寄稿 中田英寿『日本代表への提言』より。以下同) 大会期間中、ブラジルを訪れていた中田英寿氏は、日

    中田英寿 日本代表への提言(Number編集部)
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    wbbrz 2013/06/28
  • <舞姫が復活する日> 安藤美姫 「失われた“ミキ”を求めて」(中村計)

    わずか14歳で4回転を跳び、18歳で初の五輪を経験。 失意の時期も乗り越え、'11年に2度目の世界女王に輝くも、 選手人生の絶頂期に休養を宣言。約2年の月日が流れたが、 人々は何故、美姫がいればと想像し、復帰を待ち望むのか。 公私に渡って支え続けてきた関係者たちの証言から、 見る者すべてを惹き付ける、彼女の魅力の秘密を探った。 両手を開き、指先を嬉しそうに眺める。 「この爪、安藤がきっかけなの」 城田憲子の10の爪には「銀ラメ」のマニキュアが施されていた。 城田は、日スケート連盟の元強化部長だ。そのときの縁で、女子フィギュアスケーターの安藤美姫とは、今も親交が続いている。 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り: 5387文字 NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく Number

    <舞姫が復活する日> 安藤美姫 「失われた“ミキ”を求めて」(中村計)
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    wbbrz 2013/02/18
  • <私とカラダづくり> 川澄奈穂美のトレーニングに潜入! 「理想はケモノのカラダです」(生島淳)

    あの人に学ぶカラダづくり。 世界と戦うアスリートから、合気道6段の思想家まで、 気になるあの人たちの、カラダづくりを覗いてみよう。 トップバッターは2011年のシンデレラガール、川澄奈穂美。 157cmのカラダで、なでしこを世界の頂点に導いた秘密とは? 神戸のジムを訪ねると、見事な筋肉を身にまとった彼女がいた――。 「理想のカラダは……ケモノのようなカラダです!」 開口一番、川澄奈穂美はそう言ったのだ。 でも、ケモノのようなカラダって、どんなカラダなんだろう? 「アスリートですから、見ていて美しいカラダってことじゃないですかね」 なでしこジャパンがW杯を制してから、周りは変化したけれど、川澄自身は以前とは何も変わることなく、毎日のトレーニングに励んでいる。「なでしこ」と聞くと淑女のイメージが強いが、実際の川澄奈穂美を侮ってはいけない。彼女は鍛え抜かれたアスリートだ。そんな彼女の理想のカラダ

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    wbbrz 2011/12/19
    筋トレ・女子サッカー
  • アタッカー全盛の今だからこそ!!“現代的パッサー”遠藤保仁の再評価。(木崎伸也)

    運動量が豊富で、攻守において貢献度が高く、Jリーグベストイレブンに2003年から8年連続で選ばれ続けている サッカー観戦の方法のひとつに、ずっと1人の選手を目で追い続けるというやり方がある。そうすると決定的なシーンを見逃してしまう可能性はあるが、ボールを追っていたらわからないような選手のすごさが浮かび上がってくる。 今のJリーグにおいて、その観戦法が最もふさわしいのが、ガンバ大阪の遠藤保仁だろう。 ワンタッチのパスといったシンプルなプレーが多いため派手さはないが、何気ないプレーで試合の流れを大きく変えていることが多々ある。 今回はその中から特に、3つのプレーに注目したい。 30m先の相手にサイドキックでパスを通す正確無比なテクニック。 1つ目は「ロングレンジの高速サイドキック」だ。 サイドキックというのは他のキックに比べて正確さはある反面、パススピードが出づらく、射程距離が短くなりやすいと

    アタッカー全盛の今だからこそ!!“現代的パッサー”遠藤保仁の再評価。(木崎伸也)
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    wbbrz 2011/12/09
  • 実は言葉の人、落合博満。オレ流語録8年分、一挙公開!(村瀬秀信)

    退任の記者会見にて「中日以外のチームから監督のオファーがあればどうしますか」との質問に対し、「話があれば聞く」と答えた落合博満氏。「初老の男性に戻った。映画館の右の後ろで女房と映画を観たり、温泉にでも行きたいと思います」というコメントも残している 非常に楽になりました。監督という肩書は結構重たい。それを外して、普通の57歳か58歳の初老の男性に戻ったということじゃないでしょうか――。 11月22日。中日ドラゴンズ・落合博満監督の退任会見が名古屋市内で行われた。キャンディーズの解散会見、いや、10月31日にあった橋下大阪府知事の「普通の42歳に戻りたい」発言に続く、異能者たちだけに許された「普通の○○に戻る」発言は、落合博満がドラゴンズ監督としての重責を全うしたことを告げる最後の言葉となった。 思えば監督就任となった'03年10月8日の会見での、「どういうタイプの監督になるかは誰にもあてはま

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    wbbrz 2011/12/05
  • 高木豊 「“蛙の子は蛙”ではない」 ~プロ野球選手の息子3人がサッカー選手になったわけ~(安藤隆人)

    ときに励まし、ときに挑発する。俊足巧打でならした名プレイヤーは、 自身とは違う道に進んだ息子たちに対して、父親としてどう接したのか。 高木家独自の教育方針に基づいた3兄弟への三者三様のアプローチに迫る。 「野球? やらせたいなんて全くなかったね」 『蛙の子は蛙』というが、高木豊にはこの概念は存在しなかった。かつて大洋ホエールズ、横浜ベイスターズ、日ハムファイターズに在籍した俊足好打の名選手。大洋時代は屋鋪要、故・加藤博一両氏と共に『スーパーカートリオ』として名を馳せた。現在はプロ野球解説者として、テレビや雑誌で幅広く活躍するが、彼の3人の息子たちは今、野球界ではなく、サッカー界に身を置いている。 清水に所属する長男・俊幸(20)、東京Vに所属(6月20日にオランダ・ユトレヒトへの移籍が発表)する次男・善朗(18)、東京Vユースに所属する三男・大輔(15)。3兄弟とも、世代別日本代表に選出

    高木豊 「“蛙の子は蛙”ではない」 ~プロ野球選手の息子3人がサッカー選手になったわけ~(安藤隆人)
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    wbbrz 2011/06/29
    アスリートの子はアスリート。
  • <モスクワ直撃取材> 本田圭佑 「革命児の美学」 ~ついに明かした“W杯を語らない理由”~(木崎伸也)

    W杯で一躍ヒーローとなった男は、周囲の喧騒をよそに その活躍を振り返ることなく、ロシアへ発った。 なぜ、彼は未だすべてを封印しているのか。 8月上旬、巨大な煙に包まれた猛暑のモスクワで、 田圭佑の大いなる“野望”と独自の“哲学”に迫った。 南アフリカW杯後、メディアから田圭佑の「声」が消えた。 TVをつけても、新聞や雑誌をめくっても、田がインタビューに答えている姿が一切見つけられないのだ。 W杯で活躍できず、戦犯扱いされていたのなら、メディアを避けても不思議ではない。だが、田は日のベスト16進出に貢献したエースなのだ。にもかかわらず、「声」を残さず、そのままロシアへ旅立った。 なぜ、田圭佑は口を閉ざしたのか? 8月4日、モスクワ。街は巨大な煙に包まれていた。 連日、35度を超える異例の猛暑で、近郊の森林の泥炭層で火災が発生し、約13万ヘクタールもの土地が焼け野原と化したからだ。

    <モスクワ直撃取材> 本田圭佑 「革命児の美学」 ~ついに明かした“W杯を語らない理由”~(木崎伸也)
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    wbbrz 2010/08/26
    『ベスト16が何か?』「どこの国のメディアに出ても、同じような目線でいたい」
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