東京五輪ではスケートボード、スポーツクライミング、サーフィン、空手の4種目が新競技に採用され、それぞれ大きな盛り上がりを見せている。 すでに、スケートボードでは男子ストリートで堀米雄斗選手が金メダル、女子ストリートでは西矢椛選手、中山楓奈選手が、それぞれ金メダル・銅メダルを獲得。サーフィンでも五十嵐カノア選手が銀メダル、都筑有夢路選手が銅メダルを獲得するなど、日本勢の活躍は留まるところを知らない。 メダル獲得が期待される「空手」 そんななか、8月5日から行われる「空手」も日本人のメダル獲得が大いに期待される競技だ。 8メートル四方の競技場で2人が戦う「組手」は、群雄割拠な状況ながらも、スピードのある突きが持ち味の女子61キロ超級・植草歩選手の実力は世界トップクラスの選手に比肩するものであるし、攻撃技と防御技を演武する「形」では、世界選手権を2連覇、全日本選手権を7連覇している清水希容選手、