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ブックマーク / homepage3.nifty.com (3)

  • 安藤忠雄氏らコンクリート信者に住宅を語らせてはならない

    先週から今週にかけて、安藤忠雄氏の自伝をはじめとして日の「建築家」と呼ばれる人々の考えと、その住宅、いわゆる「作品集」を集めた著作を、数冊まとめて読んだ。 それにしても、安藤忠雄氏は、今や時代の寵児であり、どのを読んでもベタ褒めである。その中にあって、黒川紀章氏だけが「過剰装飾のバブルの反動で、シンプルなものを求める時代の要望にマッチして脚光を浴びているにすぎない」と看過している。正鵠かどうかは分からないが、たしかに鋭い指摘である。 ご存知のように、安藤氏は建築専門の学校を卒業したわけではない。若いときからヨーロッパを放浪し、建築物を観て回った。後には設計図書を手にして、再度建築物を観て回り、独力で力をつけていった。 そして、あらゆる設計コンペに応募しつづけながら、えない生活を続けていたが、黒川氏の指摘にあるようにバブルが弾けてから脚光を浴び、東大教授となったとたんに有名人とな

  • 名訳の選択基準

  • 「翻訳学習の考え方」山岡洋一

    先日、大学の英文科で学ぶ学生と話す機会がありました。英文科に入ったとき、将来は通訳か翻訳の仕事をしたいと考えていたが、大学では通訳 や翻訳を学ぶ機会はなかなかないとのことでした。就職した後、機会があれば翻訳を学びたいということなので、そう思ったときにどのような点をどのように考 えていけばいいのかを話しました。どういう話をしたかを紹介しておきましょう。 翻訳は手段 まずはきわめて一般的な点について話しました。翻訳を目標にする人、翻訳者になりたいという人が少なくないのですが、ほんとうは翻訳は目標、目的ではな く、手段だと考えるべきです。たとえば、何かを伝えるための手段として取り組むべきものです。例をあげるなら、外国語で書かれたある作品、ある著者、ある 分野が大好きで、その素晴らしさを読者に伝えたいのであれば、他にも評論などの手段がありますが、翻訳が最適の手段になる場合もあるでしょう。 こ

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