たんをあまり伴わないコンコンと乾いたせきが続くときやかぜの後にせきだけが残るようなときに用いられる漢方薬です。口やのどが乾燥している方、たんがのどにへばりついて出しにくい方に適しています。漢方医学には体を潤す働きのある「水」という概念があります。麦門冬湯は不足している「水」を補うことで気管支を潤し、乾いたせきや気管支炎などの症状を改善します。同じ気管支炎でもたんが多くでるせきを伴う場合には、小青竜湯(しょうせいりゅうとう)や清肺湯(せいはいとう)が使用されます。2歳以上のお子さまから服用できます。眠くなる成分は入っていません。