岡山市教委は19日、政令指定都市のそれぞれ中心となる図書館のうち最も開館日数が少ない市立中央図書館(北区二日市町)について、開館日を増やす方針を明らかにした。 4月から、これまで休館としていた第2日曜と祝日を開館。休館は月曜のみになる。年末年始、本の整理期間(10日程度)はこれまで通り休館する。 市教委によると、2014年度は開館日数が13年度より30日ほど増え、303日程度になる見込み。政令市の中心的図書館では最下位から10位前後(12年度ベース)に上昇する。 国が12年12月、「公立図書館の設置・運営上の望ましい基準」を改正したことなどを受け、市教委は市立図書館のサービス機能充実策を検討しており、13年度中に基本的な在り方をまとめる。
備前市歴史民俗資料館(同市東片上)は、戦争資料や昔の生活道具などを見たり触ったりできる体験型のキットを作った。歴史への関心や理解を深めてもらい、人目に触れる機会が少ない収蔵品の有効活用にも役立てる。10月1日から県内の学校や公民館などに貸し出す。 キットは、太平洋戦争の関連資料を集めた「平和への願い編」(9点)、食にまつわる道具をそろえた「いっぱい食べよう編」(6点)、身だしなみ用具の「身も心も美しく編」(同)の3種類。 戦争資料は、備前焼の重要無形文化財保持者(人間国宝)だった故山本陶秀氏が軍の命令で手りゅう弾用に作った備前焼の容器や防空ずきん(レプリカ)、戦時下に衣料を配給するため政府が発行した点数制の切符「衣料切符」などを集めた。 食道具は飯びつや膳、弁当箱など、身だしなみ用具は炭火アイロンやかんざし、お歯黒道具、洗濯板(レプリカ)などをそろえている。キットごとに解説本も用意した。
県庁が巨大地震で損壊した場合、代わりに災害対策本部(本部長・伊原木知事)が置かれることになっている県立図書館(岡山市北区丸の内)に、防災行政無線が整備されておらず、使用可能な電話回線も1回線しかないことがわかった。県庁は耐震化が完了しておらず、県は2013年度内に災対本部設置に必要な機器を整備する準備を進めている。(竹上史朗) 県によると、南海トラフ巨大地震で震度6強の揺れに襲われた場合、死者1200人、負傷者1万7000人の被害が想定され、建物は3万4000棟が倒壊などするとされている。 災害対応を担当する危機管理課は、1957年に完成した県庁本庁舎本館にあり、耐震工事は未着工。試算では27億円かかり、財政難のため手つかずになっている。一方、対策本部の会議が行われる防災・危機管理センターは耐震基準を満たした本庁舎東棟に入っている。 県は万一を考慮。2004年に完成した県立図書館の設計業者
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く