素材はタオルとガーゼで綿100%。顔を浸けることのできない温泉でも、この商品を使えば全身で温泉を堪能できる 温泉の成分を取り入れた化粧水や、染み込ませたフェイスマスクなど、さまざまな温泉水を使った化粧品が発売されるなか、アール・ケイ・ケイ(静岡県沼津市)が2015年12月1日に発売した温泉浴用フェイスマスク「フェイ・スパ」が発売1カ月で約1000枚を販売し、好調だ。 桶に入れた温泉水に同商品を浸し、軽くしぼってガーゼ面を顔に当てて使用。顔全体にフィットさせたあと首元まで伸ばして使う。フェイスタオルと違い、目・鼻・口部分の穴で呼吸がスムーズ。洗濯も可能で繰り返し使用できる。 業務用アメニティーの販売や卸し業を主軸とする同社が、今回、フェイスマスクを開発したのは、取引先の旅館やホテルから「温泉に来る女性客の中には、顔までしっかり浸かりたいという人が多い」聞いたことがきっかけ。施策を重ね、タオル