趣味のクルマを所有している人で、仕事が忙しかったりとちょっとした事情でしばらく乗らない期間があったとき、半年や1年経って久しぶりに乗ろうとエンジンをかけようとすると、「キュルキュルキュル……」とセルはまわるけどエンジンがかからない、なんてことはそれなりにあることです。 【画像】長期間放置されたスープラの画像を見る 人によっては「しばらく相手してやれなかったからへそを曲げちゃったのかなー」なんて思わず擬人化してしまったりすることもあるでしょう。 でもじつはこの考え、一部は当たっていると思います。クルマという機械はなぜか放置期間が長くなるほど調子が悪くなる傾向があるんです。 これはけっして人格をもっていて「へそを曲げちゃった」わけではありません。確実に原因があることなんです。 ここではクルマを放置するとなぜ調子が悪くなるのかということを、ちょっと掘り下げてみたいと思います。 ・オイルが流れ落ち