大阪府・市のIR(カジノを中核とする統合型リゾート)で、電子賭博機(スロットマシンなど)6400台を詰め込む世界でも例のないカジノ計画について、計画を審査した国土交通省観光庁の審査委員会で、電子賭博機が多いことを強く懸念する声があがっていたことが16日、観光庁の資料でわかりました。 大阪IRの区域整備計画(カジノ計画)の審査は2022年5月から23年4月まで行われました。この中で、大阪の計画では、バカラやブラックジャックなどの賭博を行うテーブル数470台、電子賭博機6400台という構成になっており、諸外国の巨大カジノと比較しても電子賭博機が数倍多くなっていることが論点となりました。 委員からは「ギャンブルの中で電子ゲーム(賭博)機が最も依存性が高い」「強度の依存性を作る電子ゲーム(賭博)機の台数が多いことに対する特別な対策を考えているのか」と、電子賭博機の危険性をあげて、対策があるのかをた
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