鉄道模型の自動運転を目指すと意気込んでからはや一年。仕事が忙しくて、なかなか回路設計が進まなかったのですが、 ようやく、回路設計/ソフトウェア制作が始まりました。 これまで検討してきたことも含めて、順にまとめていくことにします。 ■パワーパックの基本 Nゲージ模型を走らせるには、模型に組み込まれたモーターに電気を供給してやる必要があります。 電気を与える装置を通常「パワーパック」と呼びます。 パワーパックが供給出来る電圧は、一般的には最大で12Vです。 製品によっては15V程度まで出せるパワーパックもありますが、 あまり高い電圧を与えるとモーターが焼き切れたり、発熱の問題もあるため、 あまり高い電圧をモーターに掛けるのはトラブルの元です。 通常走行では、10V程度が上限と考えて良いでしょう。 一定の電圧だけでは速度制御が出来ないため、パワーパックには電圧を可変する機能がついていま