国保から墓場まで㊥外国人労働者を定住させることは、文化も風習も異なる彼らを丸ごと受け入れることに他ならない。 ㊤イスラム教、土葬の現場に立ち会う スウェーデンは5人に1人それは医療や教育、福祉、老後、さらには墓場まで、その人の人生にわが国が責任を持つことでもある。産業界は外国人労働者の受け入れに「安価な労働力」を期待するが、トータルコストを考えれば本当に「安価」と言えるのか。 2015年からシリアなどの難民や移民の受け入れを急拡大したドイツでは19年、生活保護受給者の40%を外国人が占め、彼らの住居、教育、医療などの費用として毎月40億ユーロ(当時約4800億円)の公金支出があると公表した。 かつて「ゆりかごから墓場まで」の福祉国家と呼ばれたスウェーデンは人口1千万人の5人に1人の200万人が外国出身者とその子供となり、2022年に社会福祉を受けた16万世帯の57%が外国人世帯だった。 荒