東京・池袋で2019年4月、近くの主婦、松永真菜さん(当時31歳)と長女莉子ちゃん(同3歳)が乗用車にはねられ死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)に問われた旧通産省工業技術院の元院長、飯塚幸三被告(89)は27日、東京地裁(下津健司裁判長)で開かれた被告人質問で「アクセルを踏んでいないのに加速した。視線を落とすと、アクセルペダルが(運転席の)床に張り付いて見えた」…
東京・池袋で2019年4月、近くの主婦、松永真菜さん(当時31歳)と長女莉子ちゃん(同3歳)が乗用車にはねられ死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)に問われた旧通産省工業技術院の元院長、飯塚幸三被告(89)は27日、東京地裁(下津健司裁判長)で開かれた被告人質問で「アクセルを踏んでいないのに加速した。視線を落とすと、アクセルペダルが(運転席の)床に張り付いて見えた」…
千葉県印西市のガソリンスタンドでガソリンが混ざったおそれのある灯油が販売されていたことがわかりました。ストーブなどで使った場合、火災につながる危険があるため、会社では使用しないよう呼びかけるとともに、回収を進めています。 ガソリンが混入したおそれのある灯油が販売されたのは、千葉県印西市牧の原のガソリンスタンド「出光セルフ千葉ニュータウンサービスステーション」です。 会社によりますと、このスタンドでは19日午後0時半から午後3時の間に、ガソリンが混入したおそれのある灯油を、56人の客に合わせて1800リットル販売したということです。 ガソリンが混ざった灯油をストーブなどで使った場合、火災につながる危険があります。 会社では回収を進めていますが、現金やプリペイドカードで決済したおよそ30人は連絡先がわからないということで、心当たりがある人は使用しないよう呼びかけています。 出光興産は「消防の指
ことし4月、東京 池袋で高齢ドライバーの車が暴走し、2人が死亡、10人がけがをした事故について警視庁はブレーキとアクセルの踏み間違いが原因だったとして過失運転致死傷の疑いでドライバーを書類送検しました。 乗用車を運転していたのは旧通産省の幹部だった飯塚幸三元職員(88)で、警視庁が事故の原因について捜査を進めてきました。 警視庁によりますと、車の状態を詳しく確認したところ暴走につながる不具合はなかったということです。 さらに、ドライブレコーダーの記録などを分析した結果、ブレーキとアクセルの踏み間違いが事故の原因だったと判断したということです。 警視庁は12日、飯塚元職員について本人を除く11人を死傷させた過失運転致死傷の疑いで書類送検しました。 捜査関係者によりますとこれまでの調べに対して「パニック状態になってブレーキとアクセルを踏み間違えた可能性もある」と供述しているということですが、警
堺市で昨年7月、あおり運転で車をバイクに追突させ、男子大学生を死亡させたとして殺人罪に問われた無職中村精寛(あきひろ)被告(40)の裁判員裁判で、大阪地裁堺支部は25日、殺人罪の成立を認め、懲役16年(求刑・懲役18年)の判決を言い渡した。安永武央裁判長は「怒りに身を任せ、後ろから一方的に衝突して落ち度のない被害者を殺害した。厳しい非難に値する」と述べた。あおり運転で殺人罪が認定されるのは異例。 判決によると、中村被告は昨年7月2日夜、堺市南区の大阪府道で乗用車を運転中、大学4年高田拓海さん(22)運転のバイクに追い抜かれたことに立腹。車線変更してバイクを追跡し、時速96~97キロで追突して転倒させ、殺害した。 被告は公判で「車線変更は先を急ぐためで、追跡したわけではない。追突も故意ではなく、直前にブレーキをかけた」と殺意を否定。 これに対し、安永裁判長は、検察側が証拠提出した、被告の車に
高齢者がアクセルとブレーキを踏み間違えて、事故を引き起こすケースが相次いでいる。30年ほど前から「AT車の場合、左ブレーキにすれば踏み間違うことはない」といった議論が出ているが、なぜ普及しないのか。 スピン経済の歩き方: 日本ではあまり馴染みがないが、海外では政治家や企業が自分に有利な情報操作を行うことを「スピンコントロール」と呼ぶ。企業戦略には実はこの「スピン」という視点が欠かすことができない。 「情報操作」というと日本ではネガティブなイメージが強いが、ビジネスにおいて自社の商品やサービスの優位性を顧客や社会に伝えるのは当然だ。裏を返せばヒットしている商品や成功している企業は「スピン」がうまく機能をしている、と言えるのかもしれない。 そこで、本連載では私たちが普段何気なく接している経済情報、企業のプロモーション、PRにいったいどのような狙いがあり、緻密な戦略があるのかという「スピン」に迫
超高齢社会が進む中、「認知症問題」が交通取り締まりの大きな課題になっている。今年度から免許更新時の認知機能検査の内容が変わり、「認知症疑い」と判定される高齢者の増加が予想されるからだ。認知症が疑われれば、確定診断のために「臨時適性検査」を受けなければならないが、医療側の態勢が整っておらず、各都道府県警は対応を迫られている。 【写真で見る・交通受刑者の市原刑務所】盆法要で、焼香して手を合わせる受刑者ら 宮崎県えびの市で昨年11月、男児3人をはねて逃走したとされた男(76)が道交法違反(ひき逃げ)容疑などで逮捕された。男は裁判で「認知症のため事故当時は心神耗弱の状態にあった」と主張。しかし宮崎地裁都城支部は「認知症の症状は認められるが、交通ルールや安全確認の必要性の認識などの能力に問題はなかった」などとして懲役1年2月(求刑・懲役2年)の実刑判決を言い渡した。 認知症は認知機能が低下する病
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