火力発電や原子力発電では、水を沸騰させてその蒸気でタービンを回し、タービンに繋がった発電機を回すことで電気を起こしている。仕組みとしてはいろいろ難しそうだけど、理論はとても単純だ。 そういえば家のやかんを火にかけて、沸騰するとフタのところから勢いよく蒸気が出る。ピーッと鳴るあれだ。 あの蒸気でタービンを回せば、家でも手軽に発電できるのではないか。やかん発電だ。 (萩原 雅紀) タービンを作ろう まずは蒸気を当てて回転するタービンを作る。市販の「やかん発電用タービン」がなかったので、ペットボトルを切ってオリジナルのタービンを作ることにした。