キングジムは10月11日、カフェなどで離席する際に、荷物を見守るデジタルツール、モニタリングアラーム「トレネ」を開発したと発表した。 スマートフォンとトレネを専用アプリで連携させ、荷物の上に「トレネ」を置く。スマートフォンを持ったままトレネから離れると自動的に警戒状態になり、荷物を動かそうとしてトレネに振動が加わると、警告のアラームが鳴る。
メールに添付できない大容量のファイルを相手に送る際に重宝するのが、いわゆるファイル転送サービスだ。クラウド上にファイルをアップロードし、そのURLを相手にメールで通知する。メールを受け取った相手は指定されたURLにアクセスし、必要に応じてパスワードなどを入力してファイルをダウンロードするというものだ。メールサーバに負荷をかけることもなく、また都合のよい時に受け取れるというメリットがある。 こうしたファイル転送サービスとしては、国内での草分けにあたる「宅ふぁいる便」や「データ便」「firestorage」、有料サービスの無料プランとしてはリコーが運営する「quanp」などが有名だが、それ以外にもさまざまなサービスが存在する。マイナーながら息が長いサービスから、新顔のサービス、さらには海外のサービスまで、顔ぶれ豊かな9つのファイル転送サービスを紹介しよう。 複数のファイル転送サービスを使い分け
携帯電話の位置情報を使って遊ぶ「位置ゲー」というジャンルのゲームが注目を集めている。ユーザーの現在地や移動距離などに応じてゲーム内のアイテムや通貨が獲得できるというもので、いつでも持ち歩ける携帯電話の特性をうまく生かしたジャンルといえるだろう。 この位置ゲーの最古参企業で、位置ゲーというジャンル名を名付けたのが「コロニーな生活☆PLUS」(略称:コロプラ)という携帯電話向けの無料ゲームを提供しているコロプラだ。ユーザーは移動距離に応じてゲーム内通貨をためたり、位置によって異なるゲーム内アイテムを獲得したりしながら、コロニーと呼ばれる島を育てていく。 もともとはコロプラ代表取締役の馬場功淳氏が個人で運営していたサービスだが、サービスの拡大に伴って2008年10月に法人化。現在は毎月20%超の成長を続けており、2009年5月末現在で利用ユーザー数は20万人、月間ページビューは2億8000万PV
先端に赤い光が灯り、煙に似た水蒸気を発する「電子タバコ」。本物のタバコに似ていることから誤解を招くとして、先日JR北海道が列車内や禁煙エリアでの利用禁止に踏み切った。 この電子タバコ、実際はどのような見かたをされているのだろうか。ネットユーザーを対象に意識調査を行い、20代から40代の男女 548名の回答を集計した。 回答者のうち、現在タバコを吸っている「喫煙者」は12.4%、「過去に吸っていたことがある」のは17.0%で、合わせて29.4%が「喫煙経験者」となっている。「喫煙未経験者」は70.6%。 電子タバコについて知っていた人は全体の45.6%で、「喫煙者」に限ってみると73.5%が認知していた。電子タバコ認知者のうち、購入経験者はわずか4.0%で、認知度の割に利用者は少ないようだ。 次に、JR北海道の事例のような電子タバコの公共機関での利用規制についてどう思うか聞いてみた。「賛成(
NTTドコモは、iモードの10周年を記念して、2月22日から3月3日まで期間限定サイト「i-mode 10th Anniversary」(http://i-10th.com/、iモードからのみアクセス可能)をオープンする。 iモードは1999年2月22日にサービスを開始。現在の利用者は4800万人にのぼる。 i-mode 10th Anniversaryでは、各界の著名人からのお祝いメッセージ動画や、過去のテレビCMを動画で配信する。このほか、iモード初期の機種で使用していた待受画面を再現した画像や、10年前のメールを再現したデコメコンテンツなどを無料で提供する。 また、iモードサイト運営企業から提供された情報料無料のコンテンツも配信する。提供企業はイマジニア、ウォルト・ディズニー・ジャパン、エクシング、スクウェア・エニックス、ドワンゴ、ハドソン、バンダイナムコゲームス、バンダイネットワー
経済状況が厳しい中、ソフトウェア代節約のために有料アプリケーションの代替品を探しているWindowsユーザーに向けて、便利なフリーウェアを紹介する。 フリーウェア:OpenOffice.org 代替対象:Microsoft Office Home Edition 節約金額:150ドル 最新の「Microsoft Office」にまだアップグレードしていないのであれば、まずは「OpenOffice.org」を試してみてほしい。なじみのあるインターフェースを搭載したMicrosoft Officeに代わるこのアプリケーションは覚えやすく、Officeの主要機能と同等の機能が組み込まれている。 たとえば、OpenOffice.orgでは、テキスト文書、スプレッドシート、プレゼンテーション、データベース、および図を、作成したり編集したりできる。また、テンプレートやコラボレーションツールを搭載し、マ
電凸が引き起こしたすさまじい破壊力 毎日新聞の英語版サイト「毎日デイリーニューズ」が女性蔑視の低俗記事を長年にわたって配信し続けていた問題について、この一か月の間、毎日新聞社内外のさまざまな人と会った。 その結果わかってきたのは、この事件が毎日のみならず新聞業界全体に与えたインパクトた影響は皆さんが想像しているのよりもずっと大きく、その破壊力はすさまじい状況を引き起こしているということだ。これはインターネットとマスメディアの関係性を根底からひっくり返す、メルクマールとなる事件かもしれない。 何が起きているのかをざっと説明しておこう。まず最初は、ウェブサイトへの広告から始まった。ご存じのように毎日のニュースサイトである「毎日jp」の広告は、7月中旬から一時全面ストップした(現在は復活している)。毎日に広告を配信するアドネットワークを運営しているヤフーが、広告供給を停止したからだ。名前は公開で
3月27日、ソーシャルネットワーキングサービス「MySpace」上でアプリケーションを構築できるプラットフォーム「MySpace Deveroper Platform」(MDP)が日本向けにも公開された。 MDPは、外部開発者がMySpace上に自由にアプリを構築することが可能になるプラットフォーム。特徴は、開発者が自ら開発したアプリケーションを通じて得られる広告収益などを100%得ることができる点だ。 マイスペースによれば、国内SNS事業者が開発者向けプラットフォームを公開するのは初めてのことだという。米国では公開から2カ月弱で約5000人の開発者が参加している。 ユーザーは、同時にオープンしたアプリケーションギャラリー「Consumer Application Gallery」からアプリを検索してインストールすることができる。
任天堂は3月11日、Wii専用ソフトのダウンロード販売サービス「Wiiウェア」を3月25日より開始することを発表した。 任天堂ではすでに、同社のファミリコンピューターなど、過去のゲーム機で発売されたゲームソフトのダウンロード販売を行う「バーチャルコンソール」を提供中だが、Wiiウェアでは、Wii専用ソフトをダウンロード販売する。なお販売は、バーチャルコンソール同様にWiiのオンラインサービス「Wiiショッピングチャンネル」上で行う。 サービス開始時に提供されるソフトは9タイトルとなる。詳細は以下のとおり。 おきらくピンポンWii メーカー:アークシステムワークス ジャンル:体感スポーツゲーム Wiiポイント:500 ことばのパズル もじぴったんWii メーカー:バンダイナムコゲームス ジャンル:知的好奇心くすぐり系パズルゲ ーム Wiiポイント:1000 サクサク アニマルパニック メーカ
情報処理推進機構(IPA)が開催したIPAフォーラム2007での議論に端を発した、IT業界の不人気論。IT業界で働く人たちは、そこで働くことやキャリアアップについてどのように考えているのだろうか。この問題について議論するパネルディスカッションが、11月17日に開催されたミリオンタイムズスクウェア実行委員会主催のイベント「ミリオンタイムズスクウェア キャリアアップセミナー」において行われた。 ドワンゴ研究開発部 部長およびニワンゴ取締役である溝口浩二氏、組み込みソフト開発のアックス代表取締役である竹岡尚三氏、チームラボ取締役である吉村譲氏、慶應義塾大学の学生である八巻渉氏、システム受託開発のトランス・ニュー・テクノロジー代表取締役である木村光範氏、コンサルティングのフューチャーラボラトリ代表取締役である橋本昌隆氏の6名が出席した。 第1部は「30年後、ITに携わっていますか?」というタイトル
「Yahoo! Pipes」やMicrosoftの「Popfly」など、米国大手がひしめくマッシュアップツールの分野に、日本発のサービスが登場した。ネットエイジ・ラボとアスピレーションが11月27日にベータ公開した「MyRemix」は、上記サービスと同様にグラフィカルなインターフェースで様々なWeb サービスやRSSフィードをマッシュアップすることができる。もちろん日本産サービスのモジュールを細かく揃えている。 MyRemixの操作画面はYahoo! Pipesに似ており、公開されているAPIやRSSフィードのモジュールを視覚的につなぎ合わせることでマッシュアップを行える。コーディングを必要とせず、誰でも利用できる手軽さもそのままだ。出力にも工夫しており、RSSフィードだけでなく、メールで受け取ったり、Adobe AIRに対応したデスクトップアプリケーションとして配布することもできる。 ま
ニッポンIT業界絶望論にたくさんの反響をもらったけど、実はあのポストを投げ込んだ後、自分でもちょっと引っかかりが残っていた。それが何なのか、モヤモヤしてて気持ち悪かったんだけど、ウェブ時代をゆくを読んでいたらそれが何だったのかをハッキリと思い出した。 文中で「ひと仕事終えてスターバックスでコーヒーを読みながらしっぽりウェブを泳いでいたら、なんだか得体の知れない不安感のようなものにおそわれたことを思い出す。このとき、とうとう心の底で長らく封じられていた声が聞こえてきてしまったのだった。」って書いてる箇所があったけど、このときに読んでいたのは、実はCNETの梅田望夫・英語で読むITトレンドだった。 あの頃、いつも忙しすぎてネット上の記事をちゃんと読めるまとまった時間がほとんどなかったのだけど、この日には腰を据えて未読分を全部まとめ読みしてみようという気分になったのだった。 そのときに「顧客志向
[みんなの回答]IT業界進化論: 絶望する前に”SIer 2.0”を目指せ 公開日時: 2007/11/12 08:51 著者: 吉澤準特 kennより: 日本のIT業界は救いようがない。絶望的としか言いようがない。 IT業界不人気なんて、この業界に重くのしかかる決して晴れることのない暗雲の氷山の一角に過ぎない。はてなの匿名ダイアリーにも[続きを読む] CNET japanブログで江島さんが「ニッポンIT業界絶望論」という過激なタイトルで興味深いエントリーを書いています。 出だしでバッサリと「日本のIT業界は救いようがない。絶望的としか言いようがない 」と切り捨てており、その後はSIerが本業としている受託開発の将来性の無さを率直に訴えかけ、「受託開発の世界にはエキサイティングな革命の歴史とは無縁である」と述べてます。 しかしながら、正直、私は同意できません。 むしろ、私の答えは
日本のIT業界は救いようがない。絶望的としか言いようがない。 IT業界不人気なんて、この業界に重くのしかかる決して晴れることのない暗雲の氷山の一角に過ぎない。はてなの匿名ダイアリーにもどうせ理系出身者なんていらねえんだよ。なんて書かれていたけど、これが現実なのだよ、学生諸君。 ちょっと補足しておくけど、ここでIT業界っていうのは、SIerのことだ。お客さんの要件をヒアリングして、その要求に沿ったシステムを受託開発するっていうビジネスのことを指している。 ぼくもその昔、その世界のループに組み込まれていた。そして華麗なるコミュニケーション能力とやらをいかんなく発揮し、場の空気を読み、生意気なぐらいのチャレンジ精神で、それなりに仕事のできるよい子だったようだ。 いや、正直に言うよ。正直に言うとだね、結構楽しかった。 だって、考えてみてごらん。お客さんのところに出向いて行って、その業界のことをじっ
JavaScriptの1行が、今日のブログ技術に多くのパワーを与えている。ウィジェット、共有ツール、訪問者の追跡、広告。多くの場合、ブロガーは新しい技術を自分のブログに導入するのに、JavaScriptを1行加えるだけでいい。問題は、それらの1行のJavaScriptが多数組み合わされたときに起こる。 物理学には、非線形性と呼ばれる有名な現象がある。多くの異なることが相互作用すると、結果を予測するのが難しくなるのだ。ソフトウェアの場合も違いはない。多くのコンポーネントを組み合わせると、何が起こるか予測できなくなる。これは、各コンポーネントはスタンドアロンのように振る舞うが、それらは決まった区画内のスペースと閲覧者の注意を争う関係にあるからだ。そして、この争いはすべての人を傷つける。読者、ブロガー、サービス。誰もが不満を抱くことになる。 この記事では、多くのJavaScriptの1行がどうし
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