「雨の影響で食品ロスが多くなっています」。フードシェアリングサービスを使い始めた筆者のスマートフォンに時折、アプリを通じてこうした通知が表示される。「レスキュー依頼」があった都内のパン屋の求めに応じてある日、680円の詰め合わせを買った。その日の夕方、店に商品を取りに行くと、ひとつ300円ほどの商品が5つも入った袋を渡された。店員は「雨の日など客足が少ない時は食品ロスが出やすい。廃棄の削減につ
右下の鳩の尻尾付近に 現社長が工場長時代に考案 神奈川県鎌倉市にある豊島屋の代表商品「鳩サブレー」。その個包装に施された「割れにくくする工夫」が、ネット上で注目を集めています。現社長のアイデアで25年前から実施しているという取り組みについて取材しました。 右下の鳩の尻尾付近に 明治27年(1894年)に鎌倉で創業した豊島屋。鳩サブレーは神奈川を代表する名菓として知られています。 話題になっているのは、その鳩サブレーの個包装に施された工夫です。 両端を圧着しただけの、よく見かける包装のようですが、よく見ると右下の鳩の尻尾付近がワンポイントだけ圧着されているのがわかります。 どうやらここを留めることで、パッケージの中で鳩サブレーが動きにくくなり、割れるのを防いでいるようです。 ツイッターでこの部分が紹介されると、「こういう工夫こそデザイン」「目の付け所に頭が下がる」といったコメントが寄せられ、
イーストフード、乳化剤は不使用、無添加……。パッケージに大きく書かれているパンがあるのをご存知ですか? 添加物嫌いの人たちには歓迎されています。私の入っている生協は、組合員がウェブサイトで商品に対するコメントを書き込めるのですが、「添加物まみれの食品が溢れ返る中、少しでも自然に近いものを選びたい」と大絶賛されていました。 でも、からくりがあるようです。不使用、無添加表示のパンには実際には、「添加物」とは呼ばれない同一、同等の成分が入っている、というのです。 製パン業界1位の山崎製パン(株)が3月、『イーストフード、乳化剤不使用等の強調表示について』と題するページを公開し、そのノウハウを解説しました。 強調表示というのは、商品の独自の特徴をアピールするもので、法律で決まっている食品表示項目とは別にパッケージに記載します。飲料の「糖類ゼロ」や菓子の「カルシウムたっぷり」などがおなじみですが、パ
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